Kedanto

ケダントはなぜ米ドルで請求されるのか、PayPal決済の金額の読み方

2026-09-22
ソウル・南大門路に建つ韓国銀行貨幣博物館の石造りの建物と、背後の韓国銀行のビル、前の道路を走る車
写真: ほっきー, CC0 / Wikimedia Commons

ケダント(Kedanto)の価格は韓国ウォンで決まっていますが、PayPalで払うと米ドルで請求されます。 PayPalがウォンを決済通貨として扱わないためです。請求額は決まったルールで計算されます。ウォン価格を1,350で割り、セントの位で切り上げます(2026年9月19日時点)。毎日1GB・5日間の8,900ウォンなら$6.60です。

決済ボタンに出ているドル金額がそのまま請求され、インストール前に返金を受ければそのドル金額がそのまま戻ります。円でいくら引き落とされるかは次の段階、PayPalかカード会社がドルを円に換算するときに決まります。以下、その流れを順番に読んでいきます。

なぜウォンの価格なのにドルで請求されるのか?

PayPalがウォン建ての決済に対応していないからです。 PayPalの開発者向け資料の通貨コード一覧には、豪ドル、ユーロ、円、米ドルなど25の通貨が並んでいますが、韓国ウォン(KRW)はありません(2026年9月19日確認)。ケダントがPayPalとの接続に使っている韓国の決済サービス、PortOne(ポートワン)のPayPal案内にも、PayPalのポリシー上ウォン決済には対応できないと書かれています。

ケダントはその一覧の中から米ドルで請求しています。請求通貨はお客さまが選ぶ項目ではないので、日本から払ってもどこから払っても、ケダントのPayPal決済はすべてドル建てになります。

2026年9月時点で、ケダントの決済はPayPalを通じて行います。PayPalの画面では、PayPalアカウントで支払うほか、「Debit or Credit Card」(デビット/クレジットカード)のボタンからカードで支払うこともできます。PayPalがこの方法を提供している国・地域では、PayPalアカウントがなくても支払えます。どの方法でも請求は米ドルです。

ウォンの価格はどんなルールでドルになるのか?

ルールは一つです。ウォン価格 ÷ 1,350を計算し、セント(小数第2位)より下を切り上げます。 8,900ウォンは6.5925…ドルなので$6.60になります。四捨五入ではなく切り上げなので、電卓の結果より最大1セント未満高くなることがあります。

2026年9月27日時点の韓国商品のウォン価格と、PayPalでの請求額です。英語版の韓国ページ(kedanto.com/en/countries/korea)に表示されているドル金額とすべて一致します。

ウォン価格PayPal請求額該当する商品
4,900ウォン$3.63合計1GB(7日以内)
6,900ウォン$5.12毎日1GB・3日間、合計3GB(30日以内)、合計5GB(30日以内)
7,900ウォン$5.86毎日1GB・4日間
8,900ウォン$6.60毎日1GB・5日間
9,900ウォン$7.34合計10GB(30日以内)
11,900ウォン$8.82毎日1GB・7日間
14,900ウォン$11.04毎日2GB・5日間
15,900ウォン$11.78毎日1GB・10日間、合計20GB(30日以内)
19,900ウォン$14.75毎日2GB・7日間
21,900ウォン$16.23毎日1GB・15日間
27,900ウォン$20.67毎日2GB・10日間
32,900ウォン$24.38合計50GB(30日以内)

1,350は市場の為替レートをリアルタイムで追う数字ではなく、ケダントがサイト上で決めている換算の基準です。ですから為替相場が一日のうちに動いても、この表のドル金額は変わりません。逆にケダントがこの基準を変えれば、ドル金額も変わります。基準になるのはいつも決済するその瞬間に画面に出ている金額です。

画面のドル金額と実際の請求額は同じか?

同じです。ケダントがPayPalに請求する金額が、そのまま画面のドル金額です。決済が終わるとサーバーが同じルールで金額を計算し直し、実際に支払われた金額・通貨と照らし合わせ、一致したときにだけeSIMを発行します。

ケダントの画面(日本語・英語・中国語)は、最初からドルで表示します。価格は「$6.60 USD」のように書かれていて、この数字が請求額です。決済ボタンの下にも「PayPalを通じて米ドルで請求されます」と表示されます。

決済後、注文ページの「お支払い金額」欄と返金の案内メールも、実際に請求した通貨で書かれます。PayPalで買ったなら「$6.60 USD」と出ます。

ドルを円に換えるのは誰か?

ケダントではありません。ケダントの役割はドルで請求するところまでで、そのドルを円に換えるのはPayPalかカード会社です。

日本のPayPalユーザー規約(最終更新日2026年5月28日)は「通貨換算の選択」という項目で、こう定めています。カードで払う支払いでPayPalが通貨換算を必要と判断した場合、PayPalがカード発行会社に代わって換算することに同意したものとされますが、カード発行会社とネットワークが対応していれば、カード発行会社に換算させる権利があります。その選択は、カードの通貨の設定や、PayPalとカード会社のどちらが換算するかといった形で表示される場合があり、カード発行会社が換算するときはレートと手数料をカード発行会社が決めます。

PayPalが換算する場合の上乗せ幅は、PayPalの日本の個人向け手数料ページに載っています。通貨換算が含まれない限り、PayPalでの商品購入に手数料はかかりません。支払い時や、支払日から1日を過ぎて返金を受け取るときの換算は「基本為替レートに4.00%を上乗せしたレート」です(ページの最終更新日は2021年12月21日、2026年9月19日に確認)。

PayPalアカウントを作らずにカードで払う「ゲストチェックアウト」について、同じ規約は、PayPalへの手数料はかからないが、カード発行会社から別途手数料が請求される場合があると書いています。カード会社が海外利用の手数料を取るかどうか、何%かはカードごとに違うので、カードの会員規約で確かめるのが確実です。

カードの明細にはどんな名前で載るのか?

PayPalのヘルプは、販売者の名前がお客さまのカード明細に PayPal * のあとに続けて表示される場合があるとし、例として PayPal *SELLER NAME を挙げています。ケダントはこの表示名をKEDANTOに設定しています。ですから明細には PAYPAL *KEDANTO のような形で載る可能性があります。

正確な見え方はカード会社のアプリによって少しずつ違います。見覚えのない名前だと思ったら、日付と金額を、ケダントの注文確認メールにある注文番号・お支払い金額と照らし合わせてください。明細が円で載っていれば、ドル金額と数字が違うのは前の節の換算のためです。

韓国のPayPalアカウントではなぜ払えないのか?

PortOneのPayPal案内には、PayPalのポリシー上、販売者と購入者の国がどちらも韓国に設定されている場合は決済できないと書かれています。ケダントのPayPal販売者アカウントは韓国の事業者アカウントです。そのため、PayPalアカウントの国が韓国になっている人は、ケダントでPayPal決済ができません。

日本で作ったPayPalアカウントなら、この制限には当たりません。当たるのは、韓国に住んでいて国を韓国にしてPayPalアカウントを作った人です。2026年9月時点でケダントで実際に請求される決済手段はPayPalだけなので、韓国のアカウントしか持っていない場合は、決済の前にこの点を確かめてください。

返金はどの通貨で、いくら戻るのか?

ケダント側では、支払ったドル金額をそのまま返金します。8,900ウォンの商品を$6.60で買ったなら、$6.60が戻ります。返金の確認文言と返金メールにも、ウォンではなく請求したドル金額が書かれます。返金の条件は返金ポリシーに従い、インストール前なら全額返金です。

円でいくら戻るかは、支払いのときと同じく換算の段階で決まります。日本のPayPalユーザー規約によると、返金は通常取引に使った元の支払方法に戻ります。そしてPayPalが換算していた場合、元の支払日から1日以内の返金には支払い時の取引為替レートが、1日を超えた返金には返金する日のPayPalの取引為替レート(通貨換算手数料を含む)が使われます。ドルでは同じ金額が戻っても、円で見た数字は支払ったときと違うことがある、ということです。

ケダントの返金ポリシーは、入金まで決済手段により1〜3営業日としています。カード明細に返金が載る日はカード会社の処理によって変わることがあります。QRをすでに受け取っている場合、返金は注文番号を添えてサポートに申し込みます。

決済ボタンを押す前に何を見ればいいか?

三つで足ります。

  • 決済ボタンのドル金額 — この数字が請求額です。
  • メールアドレスの欄 — QRコードのリンクをこのアドレスにお送りするので、打ち間違いがないか確かめます。
  • PayPalアカウントの国 — 韓国になっていると決済できません。

端末がeSIMに対応しているかは、決済の前に端末とSIMロックの確認で見ておくのが確実です。決済のあとで使えない端末だと分かった場合、返金されるのはeSIMがインストールされていない場合だけです。

翌朝、カードアプリに出た金額はどう読むか?

翌朝、カードアプリの通知に PAYPAL *KEDANTO という名前と円の金額が出ます。前の晩、決済ボタンには$6.60と書かれていました。

二つの数字の合わせ方は簡単です。ケダントの注文ページの「お支払い金額」にある$6.60 USDが、ケダントが請求したすべてです。通知の円の金額が、ニュースで見た為替レートを$6.60に掛けた値と少しずれていたら、その差はPayPalかカード会社が使ったレートと、カード会社の手数料から生まれたものです。ケダント側の数字は$6.60の一つで終わり、その先の数字はカードの明細が説明してくれます。

データは出発前に用意を

SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。

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