韓国eSIMを買う前に、自分の端末で確かめる機種とSIMロックの二つ

韓国eSIMを買う前に、端末の何をどの順番で見ればいい?
機種にeSIMがあるか、買った国の事情でeSIMが外されたモデルではないか、契約先の通信事業者にロックされていないか。この順番で見ます。 アップルは海外で他社の回線を使う条件として "your iPhone cannot be locked to a carrier"(iPhoneが通信事業者にロックされていないこと)と書いています(2026年9月11日確認)。三つとも問題なければ韓国の料金プランを選ぶ段階です。ケダント(케단토)のeSIMはデータ専用なので、普段の番号とSMSは今のSIMにそのまま残ります。韓国の電話番号が要るかどうかは、また別の話です。
1段階目の機種:自分の端末にeSIMは入っている?
多くの地域ではiPhone XS・XR以降、Pixel 4以降、Galaxy S20以降のSシリーズがeSIM対応ですが、買った国によって外れるモデルがあります。 アップルはiPhone X・8・7以前をnano-SIM専用としています。iPhone SE(第2世代)は、アップルの文書同士でnano-SIM専用とeSIM対応に分かれていて確認できませんでした。日本で買ったiPhone 17e・17・Air・17 Pro・17 Pro MaxはeSIMでしか開通できないモデルなので、普段の回線もeSIMです。韓国のeSIMは2本目のeSIMとして入り、アップルはiPhone 13以降でeSIM 2本の同時利用に対応すると書いています。サムスン(삼성)日本の案内にも「ご使用の端末が上記の一覧に掲載されていても、発信国によってはeSIMがサポートされない場合があります」とあります。回線を追加するメニューは、iPhoneが 設定 › モバイル通信 › eSIMを追加、Galaxyが 設定 › 接続 › SIM マネージャー › eSIM を追加です。モデルごとの目安は端末チェックにまとめています。
EIDが表示されていれば、eSIM対応端末と考えていい?
「EIDが表示されれば対応機種」と書いたアップル・グーグルの公式文書は見つかりませんでした。 各社がEIDの場所として案内しているのは、iPhoneが 設定 › 一般 › 情報 の下のほう(スクロールすると出てきます)と箱のバーコード、Pixelが英語版ヘルプの表記で Settings › About phone › SIM status、Galaxyがサムスン英国の案内で Settings › About phone › Status または箱です。
日本で買ったPixelやGalaxy、中国・香港で買ったiPhoneでもeSIMは使える?
日本で買ったPixel 3・3aはeSIMが使えません。中国本土版のiPhone 17・17 Pro・17 Pro Max・16eと、香港・マカオ版の11〜16シリーズの多くは、nano-SIMを2枚挿すモデルでeSIMがありません。 販売地域による例外は次のとおりです(2026年9月11日確認)。
| 販売地域・モデル | eSIM |
|---|---|
| Pixel 3a:日本で購入、またはVerizonで購入 | 使えない |
| Pixel 3:日本・オーストラリア・台湾で購入、またはSprint・Google Fi以外の米国・カナダの通信事業者で購入 | 使えない |
| Galaxy S22以前(日本版) | サムスン日本の対応一覧はS23以降で、S22以前は載っていない(「非対応」とは書かれていない) |
| Galaxy A36・A35 | サムスン英国・インドのページは欧州・北米・韓国版のみ。ただしサムスン日本の一覧にはA36 5Gが載っている |
| 中国本土版 17・17 Pro・17 Pro Max・16e、11〜16(mini除く)・XS Max・XR | なし |
| 香港・マカオ版 11〜16(mini・16e除く)・XS Max・XR | なし |
中国本土版の17e・AirにはeSIMがあります。ただ、アップルが中国本土の外で使えると書いているのは「現地の通信事業者のeSIM」で、旅行用eSIMまで含むかは公式文書で確認できませんでした。
2段階目のロック:契約先の通信事業者に端末が縛られていない?
iPhoneは 設定 › 一般 › 情報 で「SIMロック」の横に「SIMロックなし」と出ていれば、ロックはかかっていません。 サムスン米国の案内では、Galaxyは Settings › Connections › More connection settings › Network unlock でロックの状態を見られますが、項目は通信事業者によって異なるとしています。グーグルは、通信事業者で買ったPixelは最大2年ロックされることがあり、分からなければ契約先か購入した店に確認するよう書いています。ケダントのQRは一度しかインストールできないので、ロックを確かめるための「試しにインストール」はしないでください。
日本で買ったスマホにも、SIMロックはかかっている?
2021年10月1日以降に発売された端末は、正当な理由がなければSIMロックなしで売られています。 総務省のガイドラインがそう定めていて、通信事業者ごとの切り替え時期は、ドコモが2021年8月27日以降の発売機種から、ソフトバンクが2021年6月以降の発売機種から順次です。格安SIM(MVNO)は2020年4月にSIMロックの設定そのものをやめています。それより前に買った端末も、2023年10月1日からは、申し出があればインターネット・電話・店頭などで速やかに無料で解除することになっています(2023年10月1日の前100日以内にロックをかけて渡した端末は、決められた期間が過ぎるまで例外)。
ロックされた端末は、どこに解除を頼めばいい?
ロックをかけた側に頼みます。通信事業者によっては自動で外れることもあります。 アップルは、iPhoneのロックを解除できるのは現在契約している通信事業者だけで、数日かかることがあるとしています。サムスンは、元の通信事業者か販売店に解除コードを頼むよう案内しています。通信事業者ごとの条件です(2026年9月11日確認)。
- ドコモ:2021年8月27日以降に発売した機種は原則SIMロックなし。それ以前の機種も2023年10月1日から条件なしで解除でき、手数料はどの申し込み方法でも無料。My docomo・電話(151)・ドコモショップで受付
- au:2026年8月19日掲載のお知らせで、解除の手続きが要らなくなるよう順次設定を変えていると案内。待たずにMy au・店舗で解除することもでき、解除できるかはMy auでIMEIを入れて確認。一度解除すると元には戻せない
- ソフトバンク:My SoftBank(ウェブ)から24時間・無料で申し込み可。iPhone・iPad・Google Pixelは他社のSIMを入れて電源を入れると多くの場合そのまま完了し、それ以外のAndroidは解除コードを入力
- Verizon(米国):後払いは定価一括購入か分割完済で自動解除。プリペイドは2026年1月27日以降の購入分が有料利用365日後(それより前の購入分は60日)
- AT&T(米国):後払いは購入から60日経過・完済・延滞なし、プリペイドは12か月の有料利用
- 確認できなかったもの:楽天モバイル、T-Mobile、台湾・香港・中国本土・欧州の通信事業者
出発前に解除が確認できないなら、今回の旅行ではeSIMの購入を見送るほうが確実です。
端末が対応していなかったら、ケダントのeSIMは返金される?
ケダントの返金ポリシーは、端末が対応していない、またはインストールに失敗してeSIMがインストールされなかった場合は全額返金、インストール後は、まだ開通していなくても返金不可と定めています。 ポリシーの本文は韓国語の原文で、解釈に違いがあれば韓国語版が優先されます。support@kedanto.com に注文番号を送り、供給元で未インストールが確認されれば全額返金になります。ロックが原因でインストール後につながらなかった場合を個別に定めた条項はなく、インストールが済んでいれば返金されない側に入ります。ですからSIMロックの解除が終わっていないなら、解除が確認できるまでQRコードを読み取らずにおき、解除がいつ終わるか読めないなら、インストールする前に返金を受けておくほうが安全です。
決済の前に使えない端末だと分かったら、買わずに空港のWi-Fiレンタルか、日本の通信事業者の海外ローミングを使えば済みます。返金を頼むメールに「SIMロック」の表示画面のスクリーンショットを添えておくと、非対応の理由を改めて説明しなくて済みます。
データは出発前に用意を
SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。
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