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カカオT、k.ride、Uber:韓国でタクシーを呼ぶ3つのアプリは、登録と支払いでこう違う

2026-10-14
夜のソウル中心部で歩道沿いに並ぶタクシー。手前に黄色いナンバーの銀色のセダン、後ろにフロントガラスの赤い「빈차(空車)」表示を灯したオレンジ色のタクシーが続く
写真: Ilya Plekhanov, CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

日本でUberを使っている人ならUber、使っていない人ならk.rideがいちばん手間が少なく、カカオT(Kakao T)は日本の電話番号だと手順が一番多くなります。 3つとも呼ぶのは韓国の正規タクシーで、そもそもアプリがなくてもタクシーには乗れます。流しのタクシーや乗り場のタクシーは現金やカードで払えます。以下は、カカオモビリティのアプリ情報・利用規約・自社調査、Uberのヘルプと都市ページ、仁川空港、ソウル市、韓国観光公社(VisitKorea)の案内をもとに、2026年10月10日に確認した内容です。

カカオT・k.ride・Uberは旅行者にとって何が違うのか?

違いはタクシーそのものではなく、登録と支払いにあります。 カカオTとk.rideはどちらもカカオモビリティの運営で、k.rideが呼ぶのもカカオTのタクシーです。Uberは自社アプリから韓国の正規タクシーにつなぎます。

カカオTk.rideUber
登録カカオアカウント+電話番号へのSMS認証電話番号、メール、Google、Apple日本で使っているアカウント
アプリの言語韓国語、英語、日本語英語、日本語、中国語(簡体・繁体)端末の言語に従う
海外発行カードVisa、Mastercard、American Express、JCBカード、Alipay+、WeChat Payアカウントに登録済みのカード
運転手に直接払う可(現金、カード、交通カード)不可、自動決済のみ可(「対面支払い」)
確認できた追加料金一般呼び出しはなし(2024年報道)全車種にサービス料(2024年報道)Speed Call 3,000ウォン、Green 1,000ウォン

それぞれの根拠は、以下の項目ごとに書いています。

日本の電話番号でカカオTに登録できるのか?

できます。ただし、認証のSMSが日本の番号に届くことが条件です。 カカオモビリティは、2023年12月7日〜20日のデータをもとにした外国人利用者のレポートで、外国人だからといってカカオTの加入に特別な制限はなく、英語版と日本語版もあると書いています。同じレポートによると、加入にはスマートフォンのSMS認証が必須で、旅行者が一番つまずくのがここでした。自国の外ではSMSの受信が止まっているSIMが多い、という指摘です。

海外の番号で通っている実例も、同じレポートに出てきます。認証した電話番号の国番号で数えると、最も多かったのは韓国の+82で、次いでシンガポール+65が16%、米国・カナダ+1が13%、日本+81が9%、中国+86が7%でした。VisitKoreaの配車アプリ案内(2025年10月最終更新)は、カカオTを使うにはまずカカオトークからカカオアカウントを作る必要があるとしています。

手順としては、カカオアカウントの作成とカカオTのSMS認証を日本にいるうちに済ませておくか、韓国でも日本のSIMをオンにしておいてコードを受け取れるようにします。ケダントのeSIMにはこのSMSは届きません。韓国の電話番号もSMSもない、データ専用だからです。日本の回線をオンにしたままデータ料金を発生させない設定は、普段の番号で認証SMSを受け取る方法にまとめています。

カカオTではどのカードが使えるのか?

カカオモビリティによると、海外で発行されたVisa、Mastercard、American Express、JCBを自動決済用に登録できます。 JCBが入っているのは日本の旅行者にはありがたい点です。レポートでは、それ以前の外国人は韓国の利用者の多くが使う自動決済を使えず、降りるときに運転手へ直接払うしかなかったと説明しています。海外カードを登録すれば、上級車種のベンティ(Venti)やブラック(Black)の予約もできるようになったとしています。

カードを登録しなくても乗れます。VisitKoreaは支払い方法として、自動決済のほかに運転手へ現金・クレジットカード・交通カードのT-moneyで払う方法を挙げています。カード会社が登録をはじいても、車は来て、車内で精算できるということです。

k.rideの登録には何が必要で、料金はどうなっているのか?

k.rideは電話番号、メールアドレス、GoogleまたはAppleのアカウントで登録でき、支払い手段を登録するまで車は呼べません。 k.rideのサイトにある利用規約には、加入には「有効な携帯電話番号、メール、または主要SNSアカウント」が必要で、「自動決済が登録されていない場合、k.rideサービスは利用できない」と書かれています。

App Storeの掲載情報(販売元Kakao Mobility Corp.、2026年9月18日更新)によると、クレジットカード・デビットカードのほか、Alipay+とWeChat Payに対応しています。カカオは2025年10月の発表で、k.rideが韓国で呼べるのはカカオTブルー、ベンティ、ブラック、模範タクシーだとしており、k.rideのサイトではStandard、Comfort、Deluxe、Luxuryと表示されています。サービス対象国の一覧には日本も入っています。

代わりに割高になります。2024年6月のk.ride開始時、韓国中央日報(Korea JoongAng Daily)は、すべての車種にサービス料とキャンセル料がかかり、運転手に直接払えるカカオTの一般呼び出しは入っていないと報じました。カカオモビリティの現行の料金表は見つからなかったので、確定前にアプリに出る予想料金で判断してください。

Uberは日本のアカウントのまま韓国で使えるのか?

使えます。Uberのヘルプセンターは、Uberは登録時に自動設定された国に関係なくどの地域でも使え、海外では国の設定を変えずにすぐ使えると説明しています。 ソウルのタクシーページに並ぶ選択肢はすべてタクシーで、Uber Taxi、Standard Taxi、Speed Call(サービス料3,000ウォン込み)、Green(電気自動車、1,000ウォン込み)、模範タクシーにつながるDeluxe Taxiです。Uberで呼ぶソウルのタクシーは最大4人まで乗れます。

支払いの自由度が高いのがUberの特徴です。同じページには「対面支払い」の選択肢があり、降りるときに運転手へ現金かカードで払えます。日本で登録しているカードで払うこともできます。Uberのタクシーページは韓国の主要都市として釜山、大邱、大田、仁川、ソウル、蔚山を挙げ、済州市、慶州、城南市盆唐、江陵、平沢、富川にもタクシーの選択肢を載せています。

日本語で使えるタクシーアプリはどれか?

カカオTとk.rideは日本語の画面があり、Uberは端末の言語設定に従います。 App Storeの言語欄は、カカオTが英語・日本語・韓国語、k.rideが英語・日本語・中国語(簡体・繁体)です。k.rideのサイトによると、目的地の検索と運転手とのチャットは133言語に対応し、メッセージは自動で翻訳されます。

VisitKoreaのタクシーのページ(2026年1月22日更新)は、Uberも運転手とのメッセージを自動翻訳すると書いています。カカオモビリティ自身のレポートは限界も認めていて、ソウルの外では外国語の店名が登録されていない飲食店やカフェが多く、住所で探すしかない場合が多いとしています。

仁川空港ではアプリありとなしでどうタクシーに乗るのか?

アプリなしなら、1階到着ロビーの外にあるタクシー乗り場へ。予約した車には別の乗車場所があります。 仁川空港のタクシー案内ページは、乗車場所を番号で示しています。

  • ソウル行きの一般タクシー:第1ターミナルは5C・6C・6D、第2ターミナルは7C。基本料金は4,800ウォンです。
  • 予約タクシー:第1ターミナルは1C・14C、第2ターミナルは1C・10C。
  • インターナショナルタクシー:第1ターミナルは4C、第2ターミナルは3C。ソウル市が指定した、英語・中国語・日本語を話す運転手のタクシーです。

空港は、タクシーを装ったコールバンが客引きをして高額な料金を取る例が多いとして、指定の乗り場を使うよう呼びかけています。

同じページによると、ソウルのタクシーには深夜割増があり、23時〜2時は40%、22時〜23時と2時〜4時は20%です。インターナショナルタクシーは運営会社のサイトに空港〜ソウルのゾーン別定額料金が載っていて、一般車は7万〜9万5,000ウォンです。予約は24時間前までで、支払いは現金かVisa・Mastercard・American Expressです。Uberは仁川空港のページで、到着前に迎車を予約でき、空港の追加料金はないとしています。k.rideについては、韓国の空港送迎予約を説明した公式ページは見つかりませんでした。

データもアプリもないときはどうタクシーを拾うのか?

車道の端に立って、赤い「빈차」表示の車に手を挙げるか、タクシー乗り場へ行きます。 日本の「空車」表示に当たるのがこの빈차です。ソウル市のタクシー案内は、빈차(たいてい赤)は空車、예약(たいてい緑)は予約済みの意味だと説明しています。乗り場はバス停の近くにあることが多く、支払いは現金、クレジットカード、交通カードでできるとしています。VisitKoreaのタクシーのページでは、一般タクシーの基本料金はソウル・釜山・仁川・京畿・光州が4,800ウォン、大邱・蔚山が4,500ウォン、大田・済州が4,300ウォンです。

ホテルにいるならフロントに呼んでもらうのも手です。何より時間を節約できるのは、行き先を韓国語で用意しておくこと。住所でも、スクリーンショットでも構いません。通訳が必要なら、韓国観光通訳案内電話+82-2-1330が日本語にも対応しています。ただし電話なので、日本の回線のローミングでかけることになります。

ほかに旅行者向けのタクシーアプリはあるのか?

VisitKoreaの配車アプリ案内には、さらにTABAとTADAが載っています。 TABAはソウル市の支援を受けて外国人旅行者向けに作られたアプリで、電話番号かGoogle・AppleのIDで登録して番号を認証し、登録したカードで自動決済します。App Storeの情報は2026年3月が最終更新です。TADAは海外の電話番号での登録とクレジットカード払いに対応し、空港送迎に向いた予約もできます。私たちが読んだ案内は2025年10月の更新版です。

カカオトークや飲食店の順番待ちなど、日本の番号でどこまでできるかは韓国の電話番号なしでできること・できないことにまとめました。

データ専用のeSIMはタクシーアプリの何を変えるのか?

乗車中に使うのはデータで、登録時の認証コードは日本の番号に届きます。 ケダントの韓国プランはSKテレコムとLG U+のデータ専用で、韓国の電話番号もSMSもありません。地図、こちらへ向かう車の位置、自動翻訳される運転手とのチャットはデータで動きます。一度きりの認証SMSだけは、日本から持ってきたSIMで受けることになります。

市場を歩き回った夕方、両手は買い物袋でふさがっています。アプリには3分後に着く車が表示され、運転手からのメッセージは日本語に訳されて届きます。データがなければ、車道に出て赤い빈차を探すことになります。どちらでもホテルには帰れますが、アプリなら屋内で待てます。プランは韓国ページにあります。

データは出発前に用意を

SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。

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