外国人がKTXを予約できる場所と、座席が売り出される日時

外国人旅行者は、KORAILの外国人向けウェブサイト、KORAIL+アプリ、駅の窓口や券売機でKTXのきっぷを買えます。2026年10月1日からは、出発日の2か月前の午前7時(韓国時間)に座席が売り出されます。韓国と日本は同じ時間帯なので、日本時間でも朝7時です。ウェブサイトは海外発行のクレジットカードが使え、予約はメールアドレスとパスワードにひも付くので、日本にいるうちに予約を済ませられます。以下はKORAILのウェブサイト(日本語・英語ページ)、韓国国土交通部の2026年8月3日・9月1日・9月20日の報道資料、App StoreのKORAIL+の掲載情報をもとに、2026年10月10日に確認した内容です。
外国人はどこでKTXを予約できるのか?
korail.com(日本語ページあり)、KORAIL+アプリ、駅の券売機、駅の有人窓口の4か所です。 KORAILの日本語の発券ガイドは、乗車券は「KORAILホームページ(www.korail.com)、KORAIL+(モバイルアプリ)、自動券売機、駅のきっぷうりば」で購入でき、地下鉄駅では購入できないと書いています。英語版のFAQには、ほかの販売事業者でも買えるとあります。
- KORAILの外国人向けサイト。 日本語ページは korail.com/global/jpn にあり、言語メニューには英語、簡体字・繁体字中国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語も並びます。国土交通部は2026年9月20日、外国人向けページは現在7言語で、年末までにフランス語・ドイツ語・モンゴル語を加えて10言語にすると発表しました。
- KORAIL+アプリ。 2026年8月3日に、コレイルトーク(Korail Talk)を置き換える形で公開されました。日本で言えばえきねっとやスマートEXに当たる公式アプリです。コレイルトークを入れていれば、アップデートでKORAIL+に変わります。App Storeでは販売元が韓国鉄道公社(Korea Railroad Corporation)で、日本語・英語・韓国語・中国語・タイ語・ベトナム語に対応し、乗車券のほか観光列車やコレイルパスも予約できると書かれています。
- 駅。 窓口は出発時刻まで、券売機は出発10分前まで販売しています。
古い情報を読むときに気をつけたい変更が一つあります。2026年9月1日から、これまでSRTとして別に売られていた水西(スソ)駅発の高速列車はKTXとして運行され、国土交通部によると、すべての列車をKORAIL+一つで検索できるようになりました。8月の報道資料では、統合後の列車はKORAIL+とKORAILのウェブサイトで販売するとしています。
KTXのきっぷはいつ発売されるのか?
出発日の2か月前の午前7時(韓国時間)です。 KORAILの日本語ガイドは「ご希望の列車出発日の2か月前の午前7時から乗車券をご購入いただけます」と書いています。2026年9月30日までは1か月前でした。国土交通部は、外国人旅行者は航空券を2か月前に買うことが多いのに、鉄道は1か月前からしか予約できず国内の移動計画を立てにくかったとして、10月1日から2か月前に広げました。2026年1〜8月に韓国の鉄道を利用した外国人は669万人で、前年同期より68%増えたとも説明しています。
韓国時間の午前7時は日本時間でも午前7時なので、時差の計算はいりません。販売の締め切りは、ウェブサイトと駅の窓口が列車の出発時刻、券売機が出発10分前です。
祝日の時期は別の日程になります。2026年の秋夕(チュソク)について、KORAILの英語のお知らせ(8月14日)は9月上旬に特別予約日を設け、その期間は会員登録が必要で駅の窓口では予約できないとし、残った座席は9月11日15時から通常どおり販売するとしていました。旧正月(ソルラル)の前にも、KORAILのお知らせで同じような扱いがないか確かめてください。
日本のクレジットカードで払えるのか?
払えます。外国人向けの予約ページは、海外のクレジットカードとしてVISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners Club、UnionPayを挙げています。 JCBが入っているのは日本の旅行者にとって大きな点です。一方、国土交通部の9月20日の資料によると、外国人向けの決済は現在VISA・Mastercard・UnionPayなど海外クレジットカードが中心で、WeChat PayやAlipayなどのモバイル決済は使えるようにするためのシステムを開発中です。開始時期は示されていません。
カード決済は保守作業で一時的に止まることがあります。KORAILは、2026年8月24日の午前3時から5時(韓国時間)まで海外クレジットカード決済を停止するとお知らせを出していました。深夜や早朝にカードが通らないときは、別のカードを試す前にお知らせ欄を見てください。
駅の券売機でどのカードが使えるかは、KORAILのページには書かれていません。ウィキメディア・コモンズに公開されている2025年12月撮影の光明(クァンミョン)駅の券売機の写真には、「국내·해외카드 Domestic·Overseas Card」(国内・海外カード)の表示と、英語・中国語・日本語の画面ボタンが写っています。ただしこれは一つの駅の写真一枚で、KORAILの公式な説明ではありません。
韓国の電話番号やKORAILの会員登録は必要か?
通常の日なら、KORAILの外国人向けサイトでは必要ありません。 日本語ガイドによると、予約は購入時に入力するメールアドレスとパスワードにひも付き、「乗車券購入時に入力した電子メールとパスワードを入力すると、予約確認が可能です」。大文字と小文字を区別して正確に入力し、メモしておくよう勧めています。駅で予約内容の確認や再発行をするときは、購入時のメールアドレス、クレジットカード番号、パスワードが必要です。ガイドのどの手順にも韓国の電話番号は出てきません。例外は祝日の特別予約期間で、そのときは会員登録が必要になります。
KORAIL+アプリが韓国の番号なしで外国人の会員登録を受け付けるか、決済でどの海外カードが通るかは、KORAILの公式ページでは確認できませんでした。海外カードでの購入方法が公式に説明されているのはウェブサイトのほうです。韓国の番号がなくても使えるサービスと使えないサービスは、韓国の番号なしの記事にまとめています。
コレイルパス(KORAIL PASS)はいくらで、どう使うのか?
外国人旅行者だけが買える鉄道パスで、10日のうち2・3・4・5日を選んで乗れます。 KORAILの英語版パス案内ページの料金(ウォン)は次のとおりです。
| パス | 大人(13歳以上) | 子ども(6〜12歳) |
|---|---|---|
| 2日選択パス | 131,000 | 66,000 |
| 3日選択パス | 186,000 | 93,000 |
| 4日選択パス | 234,000 | 117,000 |
| 5日選択パス | 275,000 | 138,000 |
13歳以上の大人1人につき、6歳未満の子ども1人は無料です。韓国籍の人は買えません。KORAILのウェブサイト、駅、指定の販売代理店で売っており、代理店や駅で買ったパスは、買った場所でしか払い戻しできません。購入には有効なパスポートとクレジットカードが必要で、氏名とパスポート番号はパスポートと完全に一致させてください。購入後はパスの種類、乗客区分、個人情報を変更できないからです。
つまずきやすい決まりは次のとおりです。
- 乗る日は乗車前に登録する。 パスの使用開始日から10日以内で乗車日を選ぶ必要があります。
- 座席指定は任意だが上限がある。 1人1日2席まで指定でき、英語版ページによると座席指定は出発の2か月前から可能です。満席なら、パスとパスポートを持って立席で乗れます。
- 払い戻しは使用開始日まで。 使用開始日の前日(韓国時間)までは手数料なしでキャンセルでき、開始日以降はできません。座席指定券を先に取り消してください。
- 使えない列車がある。 首都圏の広域鉄道と臨時の観光列車には使えません。
2026年10月10日時点で、パスのページは更新の途中でした。予約フォームには「開始日は、今日から1ヶ月までのみ設定できます」という表示が残り、中国語版のパスのページはSRTを対象外としたままですが、英語版ではSRTの記載が消えています。水西駅発の列車でパスを使う予定なら、買う前にKORAILのカスタマーセンター(+82-1599-7777)に確認してください。
パスが通常のきっぷより得かどうかは乗る区間次第なので、同じサイトで区間ごとの運賃を先に調べてください。国土交通部によるとKTXの運賃は2026年9月1日に平均10%下がったので、それ以前の比較はもう当てはまりません。
車内ではきっぷをどう見せるのか?
スマートフォンに表示した本物の乗車券か、印刷した乗車券を見せます。スクリーンショットは使えません。 KORAILの予約完了画面は「印刷した乗車券またはモバイル乗車券でご乗車いただけます」とし、乗車券の画面には「注意:キャプチャした乗車券は使用できません。」とあります。見分け方も同じ画面にあり、「正規の乗車券では、この文が右から左へ流れています。」と書かれています。パスや座席指定券についても、英語版のパスのページは、スクリーンショットは無効で、モバイルでウェブサイトに入ったときの画面は有効だとしています。パスで乗る人はパスポートも携帯します。
予約に使ったメールアドレスとパスワードは、スマートフォンのメモなど、データ通信がなくても見られる場所に残しておきましょう。駅で助けを求めるとき、KORAILが尋ねるのはその二つと、支払いに使ったクレジットカードの番号です。
KTXの旅でモバイルデータが要るのはいつか?
きっぷを開くときと、当日に予定が変わったときです。 予約そのものは、2か月前に日本の自宅のWi-Fiで済ませられます。通信が必要になるのはその後です。
- 乗車券を開くとき。 ウェブの乗車券はブラウザで開く画面で、流れる一行がスクリーンショットとの見分け方になっています。
- 取り消しや列車の変更。 乗車券に書かれた出発時刻までなら、ウェブ乗車券はウェブサイトで、モバイル乗車券はKORAIL+で払い戻しを申請できます。英語版ガイドが説明しているのは変更ではなく払い戻しなので、外国人向けサイトで列車を変えるには、取り消して予約し直すことになります。ウェブ乗車券の再発行は出発20分前まで、出発後の払い戻しは駅の窓口だけで、列車の到着時刻を過ぎると払い戻しできません。
- 手数料。 月〜木曜の列車は早めに取り消せば手数料がかからず、金〜日曜と祝日の列車は早くても最低手数料がかかり、出発が近づくほど上がります。
korail.comが開けないときに出るKORAIL自身の案内画面は、有線のインターネットかLTE・5Gのモバイル通信を使うよう勧め、移動中のWi-Fiは接続が切れることがあると韓国語で注意しています。ケダントの韓国eSIMは、そのモバイルデータをSKテレコムとLG U+の回線で用意するものです。線路沿いで電波が途切れやすい区間は、地下鉄・KTX・山の電波の記事で扱っています。
ソウル駅に向かうタクシーが渋滞にはまり、発車まで25分しかない。そんなときにきっぷの融通を利かせてくれるのがモバイルデータです。出発時刻まではウェブサイトで取り消しができ、KORAIL+では空席のある次の列車が見つかります。列車が出てしまった後では、同じ変更にも窓口とより高い手数料が必要になります。
データは出発前に用意を
SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。
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