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国立中央博物館は無料? 無料だが7室は2027年1月まで閉室

2026-10-18
ソウルの国立中央博物館、館内の「史の道」に立つ敬天寺十層石塔。屋根が幾重にも重なる大理石の彫刻
写真: Richard Mortel, CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

国立中央博物館の常設展示館は無料で入れますが、2027年1月28日までは、仏教絵画室と仏教彫刻室の改編のため2階と3階の7室が閉室しています(5室は2026年7月6日から、2室は8月10日から)。それ以外のフロアは通常どおりで、半跏思惟像2体を置く「思惟空間」も見られます。2026年10月に料金がかかる展示は、特別展示室2の特別展「私たちの食卓」だけです。開館時間・休館日・閉室・料金・荷物のルール・行き方は、博物館の韓国語・英語・日本語・中国語の公式ページをもとに2026年10月10日に確認しました。

要点(2026年10月10日確認) 常設展は無料 ・ 特別展「私たちの食卓」は大人5,000ウォン、10月25日まで 月・火・木・金・日 9:30〜17:30 ・ 水・土 9:30〜21:00 ・ 入館は閉館30分前まで 2027年1月28日まで閉室: 202-3、202-4、203、204、301、302号室と感覚展示室 地下鉄4号線・京義中央線イチョン(二村)駅2番出口から徒歩約10分

2026年10月、博物館でお金がかかるのはどこか?

常設展示館、子供博物館、無料の特別展は0ウォンで、料金がかかるのは有料の特別展だけです。2026年10月の有料展示は一つしかありません。 特別展示室2の「私たちの食卓」(우리들의 밥상)で、会期は2026年7月1日から10月25日(日)まで。百済・武寧王陵から出土した器一式など約420件が並びます。展示ページの料金は、25〜64歳の大人5,000ウォン、7〜24歳3,000ウォン。6歳以下と65歳以上は、チケット売り場で年齢がわかる証明を見せれば無料です。毎週水曜の「文化がある日」(문화가 있는 날)は、18時以降に買うチケットがその日に限り半額になります。

上野の東京国立博物館では常設にあたる東博コレクション展(平常展)も一般1,000円かかるので、日本の感覚だと意外に思えますが、ここの常設展は何室回っても無料です。特別展のチケット販売は16時50分まで(水・土は20時20分まで)で、当日の窓口では当日券しか売っていません。前売りはチケットリンク(Ticketlink)とNAVERで観覧日の前日まで、1人10枚までです。特別展示室1はいま空いていて、博物館の展示一覧ではタイ美術展が9月6日に終わり、次はスイスのチューリッヒ美術館(クンストハウス・チューリッヒ)所蔵品の特別展が2026年11月27日に始まります。

無料の常設展示館の中では、テーマ展が三つ開かれています。2階書画室(202-1)の「秋史・金正喜とその友」が11月22日まで、205号室の新たな寄贈書跡の展示が11月15日まで、3階粉青沙器・白磁室の「四季を彩る青竹, やきものに宿る」が2027年1月31日までです。

21時まで開いているのは何曜日の夜で、ほかの日は何時に閉まるのか?

月・火・木・金・日曜が9時30分〜17時30分、水・土曜が9時30分〜21時です。 入館は閉館30分前(17時または20時30分)まで、閉館10分前から退館の案内が始まります。屋外展示場(庭園)は別の時間帯で、7時から22時まで開いています。

夜間開館の日には昼にないものがあります。毎週水・土曜の夜、1階「史の道」の敬天寺十層石塔に映像を投影するメディアファサード「空の光の塔」(하늘 빛 탑、12分、無料)が上映されます。10月の開始時刻ははっきりしません。韓国語ページは20時として、日没時刻によって変わることがあると注記していますが、英語ページにある2つの上映表の片方は、10月〜2月を19時、3月〜9月を20時としています。案内デスクで確かめるか、19時前に塔の前にいるようにしてください。10月21日は「私たちの食卓」の会期中最後の水曜日なので、18時以降に半額で特別展を見て、塔の上映もあわせれば、安く一晩で両方を見られます。

10月か11月に、博物館が休む日はあるか?

2026年の10月と11月にはありません。博物館全体が休むのは年3日、1月1日・旧正月(2026年は2月17日)・秋夕(2026年は9月25日)だけです。 このほか、3月・6月・9月・12月の第1月曜日は常設展示館と特別展示室1・2が休室になり、屋外展示場は通常どおり開いています。2026年の休室日は6月1日・9月7日・12月7日で、3月の休室はありませんでした。

休館日・休室日を合わせて次に来るのは12月7日(月)、その次が2027年1月1日(金)です。ソウルの主な古宮はそれぞれ毎週1日の定休日がありますが、この博物館にはありません。

2027年1月まで閉まっている展示室はどこか?

2階と3階の7室で、2026年7月6日(うち2室は8月10日)から2027年1月28日(木)まで閉室し、1月29日(金)に再公開されます。 常設展示館のフロア案内ページにある一覧は次のとおりです。

階閉室期間
3階仏教彫刻(301号室)、金属工芸(302号室)、感覚展示室「空間_あいだ」2026年7月6日〜2027年1月28日
2階仏教絵画(203号室)、木漆工芸(204号室)2026年7月6日〜2027年1月28日
2階書画(202-3、202-4号室)2026年8月10日〜2027年1月28日

同じ書画館と彫刻・工芸館でも、書画(202-1、202-2号室)、青磁(303号室)、粉青沙器・白磁(304号室)は見られます。1階全体、思惟空間、2階の寄贈館、3階の世界文化館は閉室の対象外です。3階の仏教彫刻室や金属工芸室を勧める古いガイドは、1月下旬まで入れない部屋を案内していることになります。

どのくらい広いのか、2時間なら何が見られるか?

2時間では回りきれません。常設展示館だけで3フロア27,090平方メートル、博物館の韓国語・日本語版フロア案内によると7つの館と39室に9,884点が展示され、展示品は定期的に入れ替わります。 博物館が韓国語で1日数回行う代表所蔵品の解説は約1時間で、十数点を回ります。その順路から閉室中の部屋を除くと、2時間の回り方は次のようになります。

  1. 1階「史の道」、15分。 国宝の敬天寺十層石塔が立つ中央の長い通路で、1〜3階の展示室をつないでいます。
  2. 1階 先史・古代館、40分。 101号室の旧石器時代の握斧から、新石器時代の櫛目文土器、高句麗室を経て、新羅室まで順に歩きます。新羅室での解説の対象は金冠と金製の帯です。
  3. 3階 青磁(303号室)と粉青沙器・白磁(304号室)、30分。 解説が取り上げるのは高麗青磁の香炉と朝鮮白磁の月壺です。304号室では2027年1月31日まで竹のテーマ展も開かれています。
  4. 2階 思惟空間、20分。 博物館の解説も、この部屋の入口前で終わります。
  5. 残り約15分は、ロッカー、入口の手荷物検査、フロア間のエスカレーターの分です。

博物館は、展示の状況によって解説の対象作品が替わることがあるとしているので、名前を挙げた作品は「たぶん見られる」くらいに考えてください。

思惟空間を最後に取っておくのはなぜか?

2階にある静かな部屋で、金銅の半跏思惟像2体を並べて見せるために作られているからです。2体とも国宝で、6世紀後半と7世紀前半に作られました。 暗く静かな廊下を抜けると、右脚を左膝にのせ、右手の指先を頬に軽く当てた2体が現れます。京都・広隆寺や奈良・中宮寺の像と同じ半跏思惟の姿勢で、博物館はこれを、人の生老病死をめぐる深い思索の象徴と説明しています。室内では団体の解説も含めて静かにするよう求められているので、1時間半ほどほかの展示室を回ったあとの締めくくりに向いています。

見学中、リュックやスーツケースはどこに置くのか?

ロッカーかクロークです。展示室には持ち込めません。リュックは1階のロッカーに入れるよう求められ、2025年12月付の常設展示館の持込禁止品リストには、55×40×20cmを超える(20インチ超の)スーツケースなどの大きな荷物が入っています。 同じリストでは、ふた付きのペットボトルの水、離乳食、薬以外の飲食物の持ち込みも禁止で、自撮り棒・ジンバル・三脚・撮影用照明も持ち込めません。フラッシュ撮影も禁止です。2024年6月11日からは入口で手荷物の保安検査が行われています。

禁止品は荷物預かり所か館外に置くようリストに書かれています。日本語と中国語の来館案内によると、荷物預かり所は常設展示館メインホールの左側です。英語版には、正面入口の西側に無料のクローク(coat storage)があると書かれています。ロッカーは、中国語版によるとそこへ向かう廊下、特別展示室1の中、子供博物館の前にあり、日本語版は特別展示室1と子供博物館前のものを、100ウォン硬貨を入れて使い硬貨が戻ってくるコインロッカーと説明しています。日本の美術館によくある100円返却式と同じ仕組みなので、100ウォン玉を1枚用意しておくと安心です。預かり所のサイズの上限はどのページにも書かれていないため、空港へ向かう日の大きなスーツケースはホテルに預けておくほうが確実です。

イチョン駅から歩いて何分で、屋根のある道はあるか?

博物館の案内では徒歩約10分で、途中は地下通路を通れます。地下鉄4号線か京義中央線でイチョン(二村、이촌)駅へ行き、2番出口から出ます。 2番出口方面には地下通路「博物館ナドゥル道」(박물관 나들길)があり、博物館の西門につながっています。全長255メートルで、動く歩道のある160メートルの直線区間と、博物館敷地内の95メートルから成ります。開放時間は7時〜23時で、水・土曜の閉館21時から2時間後まで通れます。休館日は開きません。エレベーターは1番出口側と、2番出口方面のナドゥル道入口にあります。

ほかの路線からは、6号線の三角地、7号線の総神大入口(梨水)、9号線の銅雀で4号線に、1号線の龍山か3号線の玉水で京義中央線に乗り換えるよう博物館は案内しています。市内バスは400番と502番が「国立中央博物館・龍山家族公園」に停まります。住所はソウル特別市龍山区西氷庫路137です。改札でどのカードを使うかはT-moneyと気候同行カードの比較で、ホテルからの経路の調べ方は地図アプリの記事で扱っています。

展示の解説は日本語で聞けるか?

あります。外国人向けの無料解説(約1時間)が1日2回あり、無料のアプリは日本語・英語・中国語・ベトナム語・韓国語で展示品を解説します。 解説の集合は10時30分と13時、常設展示館1階の「大韓帝国」前です。日曜は言語が分かれていて、英語と日本語が10時30分と13時、中国語は13時だけ。月〜土曜は同じ2回の時刻と3言語が載っているだけで、どの回が何語かは書かれておらず、日程は毎月変わるとされています。韓国人は外国人の同行者としてのみ参加できます。博物館の交通案内ページには言語別の電話番号があり、日本語は+82-2-2077-9085、韓国語・英語は9046、中国語は9045です。

アプリは2種類で、どちらもGoogle Play・App Store・One Storeで無料です。「国立中央博物館展示案内」はAR(拡張現実)の館内ナビ付きで、AR機能は韓国語と英語のみ。「国立博物館展示案内」は全国14の国立博物館に対応しています。展示室のビーコンに近づくと自動で解説が流れる仕組みなので、位置情報とBluetoothをオンにし、Android 7.0以上かiOS 14.0以上が必要です。イヤホンは自分で持っていきます。1階「史の道」と2階の寄贈館では、案内ロボット「QI(큐아이)」が9時30分から閉館30分前まで、日本語・英語・中国語で応じます。

博物館はアプリのコンテンツをWi-Fi環境で事前にダウンロードするよう勧めています。忘れて館内で落とすことになれば、そのときつながっている回線を使いますし、各階のスマートキオスクのQRコードを読んでスマートフォンでチャットボット案内を開くときも同じです。ケダントの韓国eSIMがあれば、それはSKテレコムかLG U+を通るふつうのモバイル通信でのダウンロードになり、同じガイドを落とす同行者もテザリングであなたの回線に相乗りできます。電話をかけたりSMSを受けたりする機能はなく、韓国の番号も発行されません。

土曜の19時40分、3階は閉館まで1時間あまり。アプリを開いたまま304号室の竹文様のやきものに近づくと、その作品がアプリの解説対象なら、ビーコンがスマートフォンを拾い、画面に触れなくてもイヤホンから日本語の解説が流れ始めます。入館前に落としておいたコンテンツです。閉館は21時なので、この部屋の残りを見る時間は十分あります。

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