Kedanto

済州島でもソウルで使っていた韓国eSIMはそのまま、金浦から済州空港までにスマホでやること

2026-09-22
ヤシの木越しに見える済州国際空港の旅客ターミナルと管制塔。右下に「GATE4 国内線到着」の表示
写真: Kimhs5400, CC BY 4.0 / Wikimedia Commons

ソウルで数日過ごしてから済州島へ渡る日程なら、済州島用のeSIMを買い足す必要はありません。ケダントの韓国eSIMは商品ページの「国・地域」が「韓国」ひとつで、済州島だけを切り分けた商品はありません。 日本で沖縄へ国内線で飛ぶときにスマホの回線を替えないのと同じで、ソウルでオンにした回線のまま飛行機に乗れば大丈夫です。

とはいえ、金浦から済州空港までのあいだにスマホで済ませておきたいことがいくつかあります。搭乗前の充電、機内での機内モード、到着後の回線確認、それから電波を約束できない山や離島への備えです。移動の順に書きました。事実はすべて2026年9月19日に公式の案内で確認しています。

ソウルで使っていた韓国eSIMは済州島でもそのまま使えるのか?

そのまま使えます。 ケダントの韓国の商品15種類は、どれも商品ページの「国・地域」が「韓国」、ネットワークが「SKテレコム・LG U+(5G)」と書かれています。済州島専用の商品や、地域で分けた商品はありません。

済州島へ移っても、インストールし直したり新しいQRコードを受け取ったりする必要はありません。毎日補充タイプなら、ソウルで開通した日から数えていた日数が済州島でもそのまま続き、総量タイプならソウルで使った残りを済州島で続けて使います。インストール用のQRコードは使い切りなので、済州島で回線を消してしまうと、同じQRコードでは元に戻せません。

SKテレコムとLG U+は済州島の電波をどこで確認するよう案内しているのか?

どちらの通信会社も公式のカバレッジマップを用意しています。SKテレコムはサポートのFAQで、SKテレコムのホームページ下部にある「カバレッジマップ」を押して地域(市・区・洞)を入れると、5G・LTE・WCDMA・Wi-Fiの提供エリアを確認できると案内しています。LG U+ はカバレッジマップのページに、全国の地図でLG U+のサービスを使える地域を確認するよう書き、そのすぐ下に、5Gネットワークは更新時期によって実際のカバレッジと一部異なる場合があると添えています。

これらの地図は、各社が自社のサービス提供エリアを示すものです。ケダントのeSIMはこの2社の網につながる旅行者向けの回線なので、地図で色が付いている場所で同じようにつながると言える根拠は、この記事にはありません。ケダントの商品ページも「地域・時間帯・混雑によって速度は変わります」と書き、決済前に、現地の通信事情によって速度とカバレッジが変わりうることへの同意をとっています。

ですからこの記事では、済州島のどこでもよくつながる、とは書きません。代わりに、電波が弱いかもしれない場所への備え方を書きます。

金浦空港で飛行機に乗る前に何をしておくのか?

まず旅券です。 韓国空港公社は、2022年1月に改正航空保安法が施行されたときの案内で、飛行機に乗るときは有効な身分証を必ず持参するよう求め、認められる身分証として旅券や外国人登録証などを挙げ、有効期限切れの身分証や身分証のコピーでは搭乗できないとしています。外国からの旅行者は、国内線でも旅券が必要ということです。

次にバッテリーです。 韓国の国土交通部は、2026年4月20日からモバイルバッテリーの機内持ち込みを1人2個までとし、機内での充電と使用を全面的に禁止すると発表しました。それに先立ち、大韓航空・アシアナ航空・ジンエアー・エアプサン・エアソウルは、2026年1月26日から国内線・国際線の機内でモバイルバッテリーを使って携帯電話などを充電することを禁止しています。機内ではモバイルバッテリーでスマホを充電できないので、済州島で地図を開くためのバッテリーは搭乗前に満たしておきます。韓国空港公社の金浦空港のページには無料の携帯電話充電スタンドがあると書かれ、Wi-Fiは「Gimpo_Airport Free Wi-Fi」と「Public WiFi Free」が国内線・国際線ターミナルの待合エリア全域で使えるとされています。

最後に、画面を何枚か保存します。 搭乗券、済州島の宿のハングル住所、レンタカーや最初の目的地までの道をスクリーンショットしておけば、到着直後に回線がつながる前でも見られます。

国内線の機内ではスマホをどうしておくのか?

機内モードにしておきます。 韓国の国土交通部は2014年2月の発表で、携帯電話・タブレット・ノートパソコンなどの携帯用電子機器は、機内モードにすれば、それまで高度1万フィート以上でしか認められていなかった使用を飛行の全区間に広げるとしました。同じ発表は、携帯用電子機器による音声通話とデータの送受信は引き続き制限されると書いています。当時の発表では、大韓航空・アシアナ航空・ジンエアーが2014年3月1日から、チェジュ航空・エアプサン・ティーウェイ航空・イースター航空が3月15日から実施するとされました。航空会社や機材によって細かな案内は異なることがあるので、機内放送と客室乗務員の案内に従ってください。

機内モードは端末のすべての回線を一度に止めます。eSIMの設定を個別にオフにしたり変えたりする必要はありません。韓国の回線はオンのまま、データ回線も旅行用eSIMのまま、機内モードだけをオンにします。

済州空港に着いたらまず何を確認するのか?

機内モードを切ると、端末はソウルにいたときと同じように韓国の回線で電波を探します。地図が開かなければ、回線がオンか、データ回線が旅行用eSIMか、その回線のデータローミングがオンかをこの順に見ます。三つの設定がどのメニューにあるかは機種で違うので、ネットにつながらないときに見る場所でお使いの端末の欄を開いてください。

それでもだめなら空港のWi-Fiがあります。韓国空港公社の済州空港のページは、「Jeju_Airport Free Wi-Fi」が待合室内の全域で使えると書いています。同じページによると、無料の携帯電話充電スタンドが国内線到着側の1番ゲート内にあり、充電ケーブルは機種に合うものを各自で用意する必要があります。機内でモバイルバッテリーを使えずに残量が減っていたら、空港を出る前にここで充電できます。

オフラインマップは済州島で頼りになるのか?

実際にダウンロードしてみるまで分かりません。 Googleはオフライン マップのヘルプで、国や地域によっては契約・言語のサポート・住所の形式といった事情でダウンロードそのものができないと説明しています。済州島がそれに当たるかどうかは、この記事では断定しません。ソウルの宿のWi-Fiにつないだ状態で済州島を検索し、「その他」→「オフライン マップをダウンロード」→「ダウンロード」と押してみれば、すぐに分かります。

ダウンロードできたとしても、できることは減ります。同じヘルプによると、オフラインのあいだは公共交通機関・自転車・徒歩の経路が出ず、ダウンロードした地図には有効期限があって、その前に更新が必要です。

ですから山や、船で渡る小さな島のように電波を約束できない場所へ行く日は、オフラインマップが使えるかどうかにかかわらず、バスの路線、帰りの船の時刻、宿の住所をスクリーンショットしておくのがいちばん確実です。スクリーンショットは電波がなくても開けます。

漢拏山に登る前にスマホに何を入れておくのか?

漢拏山国立公園の登山予約の案内を読むと、山に入る前にスマホに入れておくものがはっきりします。

  • 予約のQRコード:城板岳(ソンパナク)と観音寺(クァヌムサ)のコースは予約制です。漢拏山国立公園の韓国語の案内は、予約が完了すると、入力した電話番号に入山・下山用のQRコードを送ると書いています。受け取ったQRコードは山の下でスクリーンショットしておきます。予約は毎月最初の平日の9時から翌月分を受け付け、予約システムは外国語に対応しています。
  • 入山規制の時刻:城板岳・観音寺コースの登山口は、夏季(4〜9月)は12時30分、冬季(10〜3月)は11時30分に入山を締め切ります。御里牧(オリモク)・霊室(ヨンシル)の登山道は夏季15時、冬季12時です。遅れて着くと、予約があっても登れません。
  • 当日の規制:大雨・台風・大雪の注意報や警報が出ると、登山は一部または全面的に規制されます。漢拏山国立公園は当日にホームページで規制の有無を確認するよう案内しているので、宿のWi-Fiがあるうちに見てから出発します。
  • 位置表示板の番号:登山中に事故や緊急事態が起きたら、漢拏山国立公園の事務所か119にすぐ通報し、登山道沿いの位置表示板の番号を確かめて伝えるよう、公園は案内しています。ケダントのeSIMはデータ専用で電話をかけられないので、通報は通話ができる回線から行う必要があります。

山の上の電波については断定しません。確かなのは、保存したQRコード、書き留めた締め切り時刻、そして表示板の番号です。

ソウルと済州島を合わせて何日分を買えばよいのか?

ソウルと済州島を別々に計算せず、韓国に滞在する日数全体で選びます。 入国した日と出国する日も数えておくと足りなくなりません。2026年9月19日のケダントの価格で例を挙げると、次のとおりです。

韓国滞在毎日補充タイプ総量タイプ
5日(ソウル3日・済州島2日)毎日1GB 5日間 8,900ウォン($6.60)合計5GB(30日以内)6,900ウォン($5.12)
7日(ソウル4日・済州島3日)毎日1GB 7日間 11,900ウォン($8.82)合計5GB(30日以内)6,900ウォン($5.12)
10日(ソウル6日・済州島4日)毎日1GB 10日間 15,900ウォン($11.78)合計10GB(30日以内)9,900ウォン($7.34)

総量タイプの欄は、1日に地図2時間・SNS 1時間・Web 1時間を使うと見て選んだ、いちばん小さい容量です。ケダントのデータ計算機が開いたときに表示する組み合わせで、計算機はこれに15%を上乗せして1日約0.65GBとしています。7日を合計5GBでまかなうと計算上は約92%を使うので、済州島で写真や動画をたくさん上げるつもりなら一つ上を選ぶほうが安心です。1日にどれだけ使うか読めないなら、その日の分を使い切っても1Mbpsでつながり続ける毎日補充タイプが気楽です。ほかの使い方で計算した例は、何日・何GBの記事の表で見られます。価格はケダントの韓国語ページのウォン表示で、日本語ページでは括弧内の米ドルで表示されます。

すでに買った商品の期間が済州島の日程より先に終わる場合、ケダントにはチャージ機能がないので、新しいeSIMをもう一つ買ってインストールします。インストールにはWi-Fiが必要なので、済州空港か宿のWi-Fiで行います。毎日補充タイプと総量タイプが底をついたときにそれぞれどうなるかは、データを使い切ったらどうなるかの記事を参考にしてください。

済州島を離れる日、空港では何をするのか?

レンタカーを返して済州空港の出発階に入ったら、ソウルへ戻る機内でもモバイルバッテリーは使えないことをまず思い出します。保安検査を終えたら、2・5・11・12番搭乗口近くの無料充電スタンドにスマホをつなぎ、金浦に着いてから宿までの道をもう一度スクリーンショットしておきます。搭乗案内が流れたら機内モードをオンにし、韓国の回線はオンのまま残します。金浦に降りて機内モードを切ると、済州島で使っていた同じ回線が、そのままソウルの電波を探し始めます。

データは出発前に用意を

SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。

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