Kedanto

韓国でeSIMをオンにしたのにネットにつながらないとき、iPhone・Galaxy・Pixelで見る場所

2026-09-14
夜のソウルの通りで、スマートフォンを構えて街の明かりを撮る人の後ろ姿
写真: chelsom tsai, CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

韓国に着いて機内モードを切ったのに、地図アプリが読み込み中のまま。そんなとき、eSIMの故障を疑う前に端末の設定を見てください。ケダント(케단토)のサポートページには、ネットにつながらないときはデータローミングとデータ通信の回線の二つを見れば、たいていそこで解決すると書かれています。この記事で扱うのは、インストールは済んでいるのにネットだけが使えない場合です。メニューの名前が機種ごとに違うので、iPhone・Galaxy・Pixelに分けて書きました。

インストールできていないのか、つながらないだけなのか、どう見分ける?

設定の回線一覧に旅行用eSIMが表示されていれば、インストールは済んでいて、残っているのは「オンにする」側の問題です。 回線一覧は、iPhoneなら 設定 › モバイル通信、Galaxyなら 設定 › 接続 › SIM マネージャー、Pixelなら 設定 › ネットワークとインターネット › SIM で見られます。一覧に回線がなければインストールの段階の問題なので、到着前にインストールする理由とサポートを見てください。ケダントのインストール用QRは一度しか使えないので、つながらないからといって回線を削除して入れ直すのはやめてください。

どの順番で確かめれば早く終わる?

回線がオンになっているか、データ通信にその回線を使う設定か、データローミングがオンか。この順番で見ます。 ケダントのインストールガイドも、ネットにつながらないときは、データ通信の回線が旅行用eSIMになっているかと、その回線のローミングがオンかを確認するよう書いています。ローミングが要る理由はアップルの説明にあります。アップルは「契約している通信事業者のネットワークが使えない地域では、データローミングを利用して、モバイルデータ通信ネットワークを使ってインターネットにアクセスできます」と書いています(2026年9月14日確認)。三つとも合っているのにつながらなければ、電波を探し直させてから再起動します。

順番iPhoneGalaxyPixel
1. 回線をオンモバイル通信 › 該当の回線 › この回線をオンにするSIM マネージャー › そのSIMのスイッチSIM › 携帯通信会社名 › SIM を使用
2. データ通信の回線モバイル通信 › モバイルデータ通信SIM マネージャー › モバイルデータSIM › プライマリ SIM › モバイルデータ
3. データローミングモバイル通信 › 該当の回線 › 通信のオプション › データローミング接続 › モバイルネットワーク › データローミングSIM › ローミング
4. 探し直し機内モードを15秒以上オンにしてから再起動再起動電源を切って30秒後に入れる

iPhoneはどこをオンにする?

iPhoneは 設定 › モバイル通信 の中で三つとも片づきます(機種によっては「モバイルデータ通信」と表示)。アップル公式サポートの手順は次のとおりです(2026年9月14日確認)。

  1. 回線をオンにする:設定 › モバイル通信 で旅行用の回線をタップします。アップルの「SOS」「圏外」「検索中」の案内には「モバイルデータ通信回線がオフになっている場合は、「この回線をオンにする」をタップします」とあります。
  2. データ通信の回線を選ぶ:設定 › モバイル通信 › モバイルデータ通信 で、旅行用の回線の番号をタップします(アップル「eSIMでデュアルSIMを活用する」)。
  3. データローミングをオンにする:設定 › モバイル通信 で「モバイルデータ通信」をオンにし、旅行用の回線をタップしてから「通信のオプション」を開き、「データローミング」をオンにします(アップルのローミングオプションの案内)。
  4. 探し直す:アップルは「機内モードをオンにして、15秒以上そのままにしておきます」と書いていて、それでもだめならiPhoneを再起動するよう案内しています。

日本の回線のデータローミングはオンにする必要はありません。ケダントのガイドも今までの回線のローミングはオフにするよう書いています。アップルも、両方の回線を使う場合は旅行用eSIMがデータ通信に使われると説明したうえで、「自分の国で使っているeSIMのローミング料金が発生する可能性があります」と注意しています。

Galaxyはどこをオンにする?

Galaxyは、回線とデータ通信の選択が SIM マネージャー、データローミングが モバイルネットワーク に分かれています。 以下はサムスン英国とサムスン日本の公式案内に沿った手順です(2026年9月14日確認)。サムスン日本は、機種によって[接続]が[ネットワークとインターネット]などの名前になっている場合があると書いています。

  1. 回線をオンにする:設定 › 接続 › SIM マネージャー で旅行用eSIMをタップし、スイッチをオンにします(サムスン英国の表記は SIM card manager)。
  2. データ通信の回線を選ぶ:SIM マネージャー の「モバイルデータ」をタップして旅行用eSIMを選びます(英国の表記は Mobile data)。画面上から引き下ろすクイックパネルの「モバイルデータ」からも切り替えられます。
  3. データローミングをオンにする:サムスン日本の案内どおり、[設定] › [接続] › [モバイルネットワーク] で[データローミング]をオンにします。サムスン英国は、このスイッチがグレーで押せないときはモバイルデータがオンか確かめるよう書いています。この案内には2回線あるときにSIMごとにローミングを切り替える方法が載っていないので、モバイルネットワークの画面でSIMを選べる場合は旅行用eSIMの側をオンにします。
  4. 再起動:サムスン韓国のサービスサイトのデータ接続トラブルの案内は、確認項目の最初に再起動を挙げています。ケダントのガイドにも、Galaxyは再起動でたいてい解決すると書かれています。

Pixelはどこをオンにする?

Pixelは 設定 › ネットワークとインターネット › SIM に回線・データ・ローミングがまとまっています。 Pixel スマートフォン ヘルプの手順です(2026年9月14日確認)。

  1. 回線をオンにする:携帯通信会社名をタップし、[SIM を使用] がオンになっているか確認します。
  2. データ通信の回線を選ぶ:SIM の画面で [モバイルデータ] がオンか確認し、[プライマリ SIM] の [モバイルデータ] で旅行用eSIMを選びます。
  3. データローミングをオンにする:[ローミング] をオンにします。SIMが2つ以上ある場合は、モバイルネットワーク設定の上部のタブで旅行用eSIMを先に選びます。グーグルはローミングを、契約している携帯通信会社のネットワークの範囲外で、ほかの携帯通信会社のネットワークを使ってデータを送る設定として説明しています。
  4. 電源を入れ直す:[機内モード] がオフか確認し、電源を切って30秒ほど待ってから入れます。グーグルのヘルプには「再起動を選択しないでください」とあり、[設定] › [デバイスの状態とサポート] の [モバイルデータの診断] で問題を自動的に調べる方法も案内されています。

通信会社のネットワークは手動で選んだほうがいい?

まずは自動のままにして、ここまでの手順で直らないときだけ手動で選びます。 ケダントの韓国eSIMのページに書かれている接続先は、SKテレコムとLG U+の5G網です。Pixelは SIM の設定の [ネットワーク] で、使えるネットワークの中から携帯通信会社を選べます。サムスン英国の案内は、設定 › 接続 › モバイルネットワーク で Select automatically のスイッチを切るところまでを書いています。Galaxyの日本語画面でのスイッチ名と、一覧に出てくるネットワークの表示名は、公式案内で確認できませんでした。iPhoneで手動でネットワークを選ぶ手順もアップルの公式文書で見つけられなかったので、ここには書いていません。手動で選んでもだめなら自動に戻しておきます。

APNは設定し直す必要がある?

ケダントは韓国の商品で入力すべきAPNの値を案内していないので、APNには触らないのが正解です。 2026年9月14日時点で、韓国の商品ページ、インストールガイド、発行メールのどこにもAPNの値はありません。アップルは、APNを表示・編集できるのは通信事業者が認めている場合に限られ、正しいAPN設定は通信事業者に問い合わせて確認するよう書いています。サムスン日本も「APN 設定を行うために必要な情報は、契約している各通信業者へご確認ください」と案内しています。格安SIMの感覚でAPNを入れ直したくなっても、値を入れる前に support@kedanto.com に問い合わせてください。

ネットは使えるのに、一部のアプリで「海外からの接続」と出るのはなぜ?

設定の問題ではなく、ケダントの韓国eSIMの通信経路によるものかもしれません。 ケダントの韓国ページは、インターネットの通信がシンガポールを経由して出るため、韓国の一部のサイトやアプリでは海外からの接続として扱われることがあると書いています。この場合、ここまでの設定を変えても変わりません。また毎日補充タイプは、その日の分を使い切っても切れずに遅くなるだけなので、午後から急に遅くなったなら、設定より先に使用量を見てください。

どうしてもつながらないときは、何を送ればいい?返金はある?

Wi-Fiにつないでから、注文番号、端末の機種、上の手順のどこまで試したか、モバイル通信(またはSIM マネージャー)画面のスクリーンショットを support@kedanto.com に送ります。 ケダントのサポートページは、旅行中にデータが切れたお問い合わせを最優先で対応すると書いています。返金は返金ポリシーの条項で決まり、本文は韓国語の原文が優先されます。

  • 供給元の障害で使えなかった場合:インストール・開通の有無にかかわらず、証拠を確認したうえで一部または全額を返金
  • それ以外でインストールした後(未開通の場合を含む):返金なし
  • 端末が対応していなかった、またはインストールに失敗した場合:eSIMがインストールされなかったときに限り全額返金
  • 商品が表示・広告の内容と異なっていた場合:インストール・開通後でも、韓国の電子商取引消費者保護法第17条第3項に基づき、その事実を知った日(または知り得た日)から30日以内、供給を受けた日から3か月以内に申込みを撤回できる

まだ買う前なら、日本で買ったiPhone 17シリーズがeSIM専用であることも含めて、購入前に端末で確かめる機種とSIMロックの記事を先に見ておくと確実です。

スクリーンショットは、空港や宿のWi-Fiにつながっているうちにまとめて撮っておくと、メールを送ってから返事を待つ間に同じ画面を何度も開き直さずに済みます。

データは出発前に用意を

SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。

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