韓国に30日を超えて滞在するなら、旅行用eSIMと韓国のプリペイドSIMのどちら?

30日を超える韓国滞在には、旅行用eSIMと韓国のプリペイドSIMのどちらがいい?
1か月を超える滞在なら、メインの回線は韓国のプリペイドSIMのほうが向いています。韓国の電話番号が付くからで、旅行用eSIMには番号がありません。 とはいえ旅行用eSIMにも出番はあり、着いてから携帯ショップに行くまでの最初の数日と、韓国の番号がいらない30日以内の滞在なら、それだけで足ります。90日を超えて滞在し外国人登録証を受け取れば、ポストペイド(後払い)の契約も選べるようになります。この記事の内容は、韓国法制処が運営する「찾기쉬운 생활법령정보(やさしい生活法令情報)」の外国人留学生向けページ、KTの英語オンラインショップ、ケダント(케단토)の韓国ページで、2026年9月30日に確認しました。
| ケダントの韓国eSIM | 韓国のプリペイドSIM | ポストペイド契約 | |
|---|---|---|---|
| 韓国の電話番号 | なし(データ専用) | あり | あり |
| 必要なもの | メールアドレス | パスポート | 外国人登録証とパスポート |
| 1回で使える期間 | 最長30日 | 30日ごとのプラン、チャージで継続 | 月単位で継続 |
| 支払い方 | 出発前にオンラインで | 先にチャージしてから使う | 使った分を毎月後払い |
| 受け取り方 | 決済後すぐメールで | SIMカード(USIM)を購入 | 通信会社の店舗で |
ケダントの韓国eSIMで、何日までまかなえる?
ケダントの韓国ページで一番長いプランは30日で、全プランがデータ専用です。電話番号もSMSも付きません。 毎日補充タイプは1日1GBか2GBで3〜15日、総量タイプは3GB・5GB・10GB・20GB・50GBを30日以内に使うものです。50GBは$24.38 USD、10GBは$7.34 USDと表示されています(2026年9月30日確認)。ページにはチャージや期間延長の案内がないので、60日・90日の滞在なら、プランが終わるたびに新しく買い直すことになります。途中で使い切ったときにどうなるかは、毎日型は低速に、総量型は止まるの記事に書きました。
同じページには、短い旅行より長期滞在で効いてくる一文もあります。eSIMのインターネット通信はシンガポールを経由して出るため、「韓国の一部のサイトやアプリでは海外からの接続として扱われることがあります」。1週間の地図とLINEならまず気になりませんが、1学期ぶんの銀行・デリバリー・大学のアプリとなると、韓国の回線を持つ理由がひとつ増えます。
韓国のプリペイドSIMを開通するには、何が必要?
パスポートです。外国人登録証がなくても外国人が開通できる韓国の携帯プランは、プリペイドだけです。 やさしい生活法令情報の外国人留学生向けページは、教育部傘下の国立国際教育院が2025年12月に出した留学生ガイドブックをもとに、3つの選択肢を並べています。
- プリペイド(선불 요금제): 必要なのはパスポートだけ。使う前に料金をチャージする方式です。長所は契約の縛りがなく手続きが簡単なこと、短所はチャージの手間と、データ速度や容量などの「限られた特典」です。
- ポストペイド(후불 요금제): 外国人登録証(외국인등록증)とパスポートが必要。使った分を毎月払い、契約(約定)が必要です。
- 格安SIM(알뜰폰、MVNO): 外国人登録証とパスポートが必要で、各社のサイトからオンラインで開通します。料金が安く約定もありませんが、通信会社によっては開通が制限されることがあり、外国語での対応も限られます。
ガイドは、短期滞在の留学生にはプリペイドを、長期滞在の留学生にはSKT・KT・LG U+の店舗で開通するポストペイドを勧めています。必要書類は通信会社ごとに違うことがあるので、事前に確かめるよう添えています。
KTの英語オンラインショップも、自社の条件を具体的に書いています。LTE Welcome Prepaidは外国人専用のプランで、「パスポートだけで簡単に加入できます」とあります。必要書類のページにも、プリペイド回線は通常のパスポートでも加入できること、1人がKTで持てるのはプリペイド1回線とポストペイド1回線までであることが書かれています。
パスポートだけで開通したプリペイドSIMは、いつまで使える?
KTの場合、開通から90日までです。店舗で本人確認をやり直せば延ばせます。 KTの必要書類のページは、プリペイド回線の利用期間を2つに分けています。パスポートで開通した場合は「開通から90日」、外国人登録証で開通した場合は「登録証の有効期限まで」です。プリペイドのプランページも、外国人登録番号を登録していなければ90日しか使えず、店舗で実名確認をすれば利用期間を延ばせると書いています。
この90日は、韓国の外国人登録のルールと重なります。やさしい生活法令情報の英語版の留学生向けページによると、入国日から90日を超えて韓国に滞在する外国人は外国人登録をしなければならず、その手続きは入国から90日以内に、住んでいる地域を管轄する出入国管理事務所で行います。入国してすぐパスポートでKTのプリペイドを開通し、期限内に登録を済ませれば、回線を延ばすときには登録証が手元にある計算です。
韓国のプリペイドはいくらで、どう更新する?
KTの外国人向けプリペイドは、30日で35,000・45,000・55,000ウォンの3種類です(付加価値税込み、2026年9月30日にKTの英語ショップで確認)。 どれも通話200分とSMS 200通が付きます。
| KTのプラン | 30日の料金 | データ | 使い切ったあと |
|---|---|---|---|
| Welcome 1_Prepaid | 35,000ウォン | 1GB | 最大1Mbpsで無制限 |
| Welcome 3_Prepaid | 45,000ウォン | 3GB | 最大3Mbpsで無制限 |
| Welcome 5_Prepaid | 55,000ウォン | 5GB | 最大5Mbpsで無制限 |
更新はチャージで行います。チャージ先としてKTが挙げているのは、KT Plaza、KTの店舗、KT.com、My KT、ARS 1500への電話、KTカスタマーセンターです。チャージ額ごとに有効期間が決まっていて、5,000ウォンで30日、10,000ウォンで60日、50,000・55,000ウォンで365日です。有効期間が過ぎると、使っていない残高も消え、チャージした金額は返金されません。
チャージを止めたときの流れも書かれています。残高か有効期間が尽きた日、または在留期間が終わった日から発信ができなくなり(着信は受けられます)、14日後には着信も止まり、44日後にプランが自動で解約されます。帰国前の最後の月に知っておきたいのはここで、KTは別のページで、韓国を離れる前にサービスを解約するよう外国人の利用者に求めています。解約はKTの店舗に行って本人が手続きする必要があります。
料金は、旅行用eSIMと同じ条件どうしの比較にはなりません。KTの料金には韓国の番号と通話・SMSが含まれ、ケダントの30日50GBはデータ量がずっと多い代わりに番号がありません。データ量だけで比べるなら、1か月分をデータ計算機で見積もってみてください。
長く滞在するほど、韓国の番号が必要になるのはなぜ?
短い旅行なら避けて通れる韓国のサービス登録に、長期滞在ではいずれぶつかるからです。 流しのタクシー、T-moneyカード、一部のレストラン予約は韓国の番号なしで使えます。一方で010番号に認証コードを送るサービスもあり、銀行や行政の本人確認はさらに厳しく、韓国の通信会社で本人名義の回線を求められます。どれがどちらに当たるかは、韓国の電話番号がなくてもできること、できないことにまとめました。
やさしい生活法令情報も、韓国で携帯を開通しておけば、連絡のほか行政・金融サービスを使うときにも便利だと書いています。番号のないケダントのeSIMでは、ここは助けられません。韓国にいるあいだ普段のSIMをオンにしておけば、普段の番号に届く認証コードは受け取れます。その設定は普段の番号で認証SMSを受け取る記事に書きました。
外国人登録証を受け取ったら、ポストペイド契約にしたほうがいい?
何か月も住み、韓国の割引や月払いの請求を使いたいなら、そうです。ただしこの道が開くのは外国人登録証を受け取ってからです。 やさしい生活法令情報もKTも、ポストペイド回線の書類として外国人登録証を挙げています。KTはさらに、KTの携帯サービスに加入するにはビザの残り期間が90日以上必要で、月々の料金は韓国の銀行口座か韓国のクレジットカードからの自動引き落としで払うとしています。つまりポストペイドは、外国人登録と韓国の銀行口座の開設を済ませたあとで、最初の1週間で選ぶものではありません。やさしい生活法令情報は、ポストペイドは比較的料金が高く約定が必要で、格安SIMは安く約定がないと比べています。
まず日本語で聞いてみたい人のために、やさしい生活法令情報は通信会社の外国語窓口も載せています。日本語に対応しているのは、SKT(080-011-6000、電話したあと外国語サービスを依頼。英語・中国語・日本語)と、KTの外国人専任チーム(02-2190-1180、英語・中国語・日本語)です。LG U+(1544-0010)は英語だけです。
最初の90日は、どう動けばいい?
- 出発前: 家のWi-Fiで旅行用eSIMをインストールしておき、到着ロビーから地図とLINEが使えるようにします。最長30日の総量タイプで、ショップに行くまでのつなぎになります。
- 最初の1週間: パスポートを持って通信会社の店舗へ行き、プリペイド回線を開通します。スマホがeSIMと並べて使えるか、切り替えてもいいかを先に確かめておきます。これで各種登録に使える韓国の番号ができます。
- 入国から90日以内: 90日を超えて滞在するなら、住んでいる地域の出入国管理事務所で外国人登録をします。
- 登録証が届いたら: 店舗に持って行って、パスポートだけのときの期間を超えてプリペイドを延ばすか、ポストペイドや格安SIMに移ります。
滞在が30日以内で、使うアプリがどれも普段の番号で登録できるなら、旅行用eSIMだけのほうが簡単で、帰国前に解約しに行くものもありません。ケダントのプランは韓国eSIMのページにあります。
データは出発前に用意を
SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。
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