Kedanto

日本と韓国を続けて旅するならeSIMは2枚、日程別の料金を表にしました

2026-09-21
釜山港国際旅客ターミナル前の広場。博多・下関・厳原・比田勝など日本の港の名前が書かれた石柱が並ぶ
写真: Christophe95, CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

日本で何日か、韓国で何日か。両国を一度に回る旅なら、eSIMも1枚で済ませたくなります。先に結論を書くと、ケダントでは2枚です。 2026年9月19日時点でケダントが扱う商品に、韓国と日本の両方で使えるものはありません。名前だけ見ると使えそうな「アジア7カ国」も、両国を含まない東南アジア7カ国向けです。

ただし、日本にお住まいの方が韓国へ行くだけなら話は別で、韓国の1枚で足ります。 2枚が必要になるのは、日本以外の国から出発して日本と韓国の両方を回る旅です。以下の料金は、すべて2026年9月27日にケダントの韓国語ページに表示されていたウォン建ての価格です。日本語ページでは同じ商品が米ドルで表示されるので、その額を括弧内に添えました。

ケダントに韓国と日本を1枚で使える商品はあるのか?

ありません。 ケダントの複数国向け商品はアジア7カ国、ヨーロッパ、香港・マカオの三つで、どれにも韓国と日本は含まれていません。

名前で一番まぎらわしいのがアジア7カ国です。対象はタイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・マレーシア・インドネシア・カンボジアで、ケダントのアジア7カ国のページは、この一覧のすぐ下に「含まれません: 日本 · 韓国」とわざわざ書いています。この一覧は、ケダントが供給元の商品情報で商品ごとの利用国を照会して決めたものです。

商品ページの「国・地域」は、韓国の商品が「韓国」、日本の商品が「日本」です。韓国の商品は韓国で、日本の商品は日本で使う商品なので、両国を回る日程なら国ごとに1枚ずつ要ります。ケダントは両方を扱っていて、韓国のページと日本のページにあります。

日本に住んでいても2枚要るのか?

要りません。住んでいる国では普段の回線がそのまま使えるので、1枚で足ります。 日本から韓国へ行って帰ってくる旅なら、韓国のeSIMが1枚あればよく、日本のeSIMは不要です。

日本での通信は普段の番号の回線のまま、韓国に着いたらデータ通信だけ韓国のeSIMに切り替えます。普段の回線は消さずに残しておきます。ケダントのeSIMには電話番号とSMSがないので、普段の番号にかかってくる電話やSMSは今のSIMが受けます。受けるときのローミング料金や、そもそも届くかどうかは、日本で契約している通信会社のローミング条件によります。

2枚が必要になるのは、たとえばアメリカやヨーロッパから日本に入り、そのまま韓国へ回る旅です。この場合も、出発した国の回線は消さずに残しておきます。

韓国・日本・アジア7カ国の商品を並べるとどうなるか?

2026年9月19日にケダントの国ページと商品ページに書かれていた内容を、そのまま並べました。価格の行だけは9月27日時点です。

項目韓国日本アジア7カ国
使える場所韓国日本東南アジア7カ国(韓国・日本なし)
商品数15種類16種類5種類
価格4,900〜32,900ウォン($3.63〜$24.38)4,900〜50,900ウォン($3.63〜$37.71)6,900〜35,900ウォン($5.12〜$26.60)
毎日補充タイプ毎日1GB 3・4・5・7・10・15日、毎日2GB 5・7・10日毎日1GB 3・4・5・7・10・15日、毎日2GB 5・7・10日なし
総量タイプ合計1GB(7日)、3・5・10・20・50GB(30日)合計1GB(7日)、3・5・10・20・50GB(30日)、50GB(180日)合計1GB(7日)、3・5・10・20GB(30日)
その日の分を使い切ったら(毎日補充)1Mbpsでつながり続ける低速無制限でつながり続ける該当なし
商品ページのネットワーク表記SKテレコム・LG U+ 5Gほとんどが現地の主要通信会社にローミング(3G/4G/5G)、毎日1GBの3・5・7・10日は「供給元の確定後に表示予定」現地の主要通信会社にローミング(3G/4G/5G)
テザリング全商品で可全商品で可全商品で可
電話番号・SMSなしなしなし

三つのページとも、総量タイプは使い切った時点で終了し、低速への切り替えはないと書いています。韓国のページには、もう一つ注記があります。この商品のインターネットの出口がシンガポールなので、韓国のサイトやアプリの一部がアクセスを海外からのものと判断する場合がある、という内容です。日本の商品ページには接続先の通信会社名が書かれていないので、この記事でも書いていません。

同じ日程なら2枚でいくらかかるのか?

よくある日程を三つ選び、2枚の合計を出しました。日数はその国に着いた日と出る日の両方を数えた値で、国を移る日は両方の国に1日ずつ入ります。総量タイプの欄は、ケダントのデータ計算機の最初の画面の例(地図2時間・SNS 1時間・Web 1時間、15%の余裕を足して1日約0.65GB)で足りる、いちばん小さい容量を選んでいます。ただし韓国は合計3GBと合計5GBが同じ値段(6,900ウォン、$5.12)なので、同じ値段で5GBを選びました。

日程毎日1GBを2枚総量タイプを2枚アジア7カ国を1枚
日本4日 → 韓国3日日本4日 7,900ウォン($5.86) + 韓国3日 6,900ウォン($5.12) = 14,800ウォン($10.98)日本 合計3GB 6,900ウォン($5.12) + 韓国 合計5GB 6,900ウォン($5.12) = 13,800ウォン($10.24)どちらの国でも使えない
韓国5日 → 日本5日韓国5日 8,900ウォン($6.60) + 日本5日 8,900ウォン($6.60) = 17,800ウォン($13.20)韓国 合計5GB 6,900ウォン($5.12) + 日本 合計5GB 7,900ウォン($5.86) = 14,800ウォン($10.98)どちらの国でも使えない
韓国7日 → 日本3日韓国7日 11,900ウォン($8.82) + 日本3日 6,900ウォン($5.12) = 18,800ウォン($13.94)韓国 合計5GB 6,900ウォン($5.12) + 日本 合計3GB 6,900ウォン($5.12) = 13,800ウォン($10.24)どちらの国でも使えない

三つとも、総量タイプ2枚のほうが毎日補充タイプ2枚より1,000〜5,000ウォン($0.74〜$3.70)安くなります。韓国7日を合計5GBでまかなうと計算上は約92%を使うことになるので、写真をたくさん上げる旅なら韓国側を合計10GB(9,900ウォン、$7.34)に上げるほうが安心です。そうしても合計は16,800ウォン($12.46)で、毎日補充タイプ2枚(18,800ウォン、$13.94)よりまだ2,000ウォン($1.48)安くなります。

地図とメッセージ程度の使い方なら、さらに下がります。それぞれの国に7日以内の滞在なら、合計1GB(7日以内、両国とも4,900ウォン・$3.63)を2枚で9,800ウォン($7.26)という組み合わせもあります。日程ごとに何GBが合うかは何日・何GBの記事にまとめました。

毎日補充タイプと総量タイプは混ぜてよいのか?

2枚は互いに別の商品なので、国ごとに違う種類を選んで構いません。 韓国は総量タイプ、日本は毎日補充タイプ、という組み合わせでも問題ありません。

  • 総量タイプが合う国:使う量のおおよその見当がつき、宿にWi-Fiがある国。1日の上限がないので、着いた日にまとめて使っても大丈夫です。ただ、使い切るとその国の回線はそこで終わります。
  • 毎日補充タイプが合う国:移動が多く、1日にどれだけ使うか読めない国。その日の分が尽きても回線は切れず速度が落ちるだけで、翌日には容量が戻ります。
  • 残った容量は持ち越せません:韓国の総量タイプで余った容量を日本で使うことはできません。国ごとにその国の日数分だけ買うのが、いちばん無駄が出ません。

データが足りなくなったときに何が止まり何が残るかは、データを使い切ったらどうなるかの記事にあります。

1台の端末に2枚入れておけるのか?

入れておけます。 アップルは日本語のサポート記事で、iPhoneには8つ以上のeSIMを保存でき、保存したeSIMのうちどれを有効にするかは「設定」で選択を変えるだけで切り替えられると書いています。同じ記事は、対応モデルなら2つのeSIMを同時に有効にしておけるとも書いています(2026年9月19日確認)。普段の回線と旅行用の回線を1本ずつ同時にオンにし、もう一方の国の回線は保存したままオフにしておく形になります。

インストールは2枚とも出発前に自宅のWi-Fiで済ませておくのが確実です。アップルによれば、eSIMを設定するあいだiPhoneはWi-Fiかインターネット共有につながっていなければなりません。インストール用のQRコードは一度使うと別の端末に移せないので、実際に旅に持っていく端末に入れます。

インストールが終わったら、回線名を「Korea」「Japan」のように変えておきましょう。旅行用の回線2本と普段の回線が並ぶと、国境を越えた日にどれをオンにするかは名前でしか見分けられません。回線名の変更とデータ回線の選択が機種ごとにどのメニューにあるかは、iPhoneとGalaxyの設定画面の記事で確かめられます。

国境を越えた日には何を切り替えるのか?

二つ目の国に着いてからやることは四つです。iPhoneの手順で書きました。Galaxyでは、回線のオンとデータ回線の選択は[設定] › [接続] › [SIMマネージャー]、データローミングは[設定] › [接続] › [モバイルネットワーク]で行います。

  1. 新しい国の回線をオンにする — 設定 › モバイル通信 で新しい国の回線をタップし、「この回線をオンにする」をオンにします。
  2. データ回線を移す — 設定 › モバイル通信 › 「モバイルデータ通信」で新しい国の回線を選びます。
  3. データローミングをオンにする — 新しい国の回線のデータローミングをオンにします。ケダントのサポートページは、ネットにつながらないときは旅行用の回線のデータローミングがオンになっているかを見るよう案内しています。
  4. 前の国の回線をオフにする — アップルは帰国時の案内で「もう使っていないその他の旅行用eSIM回線があれば、すべてオフにします」と書いています。国を移るときも同じ考え方が使えます。

旅行用eSIMを2枚保存したiPhoneでは、通知を一つ気にしておきます。アップルによると、iOS 26は旅行先に着いた人に「旅行用のeSIMをオンにする」という通知を出すことがあります。タップする前に、そこに出ている回線名が今着いた国のものか一度確かめるほうが安全です。アップルはまた、旅行用eSIMと自分の国のeSIMの両方をオンにしておくと、データ通信には旅行用eSIMが使われるものの、自分の国で使っているeSIMのローミング料金が発生する可能性があるとも書いています。

二つ目の国の回線はその国に着くまでオフにしておきます。 ケダントの注文ページは、インストール済みのeSIMを「インストール済み・開通待ち」と表示し、到着してデータローミングをオンにすると開通して、そこから利用期間が始まると案内しています。開通前の注文ページには「開通期限」が日付で表示されるので、二つ目の国に着く日がその日付より前かどうかだけ確かめれば大丈夫です。回線を移したのに地図が開かない場合は、ネットにつながらないときに見る場所の点検順にたどってください。

予定が変わって片方の国をやめたらどうなるのか?

2枚は注文も二つなので、返金も1枚ずつ別々に判断されます。 分かれ目は、そのeSIMをインストールしたかどうかだけです。ケダントの返金ポリシーでは、QRコードの読み取りやインストール用コードの入力をまだしていないeSIMは全額返金され、インストールしたeSIMは、まだ開通していなくても返金されません。

たとえば韓国から旅を始めたあとで日本の日程がなくなった場合、韓国のeSIMはすでにインストールして開通しているので返金の対象になりません。日本のeSIMは、まだQRコードを読み取っていなければその注文だけ全額返金を受けられます。QRコードはすでに発行済みなので、サポートのメール(support@kedanto.com)に注文番号を書いて依頼します。反対に、出発前に自宅で2枚ともインストールしていたなら、日本の回線をまだ一度もオンにしていなくても、そのeSIMは返金されません。ですから片方の国の日程がまだ揺れているなら、その国のeSIMは日程が確定してから、出発前にWi-Fi環境でインストールしてください。国ごとにインストールの時期を分けておけるのが、2枚にする小さな利点です。

博多港から船で釜山に着く日、端末では何が変わるのか?

博多港を出るまで、端末のデータ回線は「Japan」です。「Korea」の回線は出発前に自宅でインストールだけして、オフのままです。釜山港国際旅客ターミナルで船を降り、入国審査を終えたら、設定 › モバイル通信 で「Korea」をオンにし、モバイルデータ通信をそちらに移して、データローミングをオンにします。最後に「Japan」の回線をオフにします。ターミナルを出て広場へ歩き出すころには、地図アプリにもう釜山駅までの道が出ています。

データは出発前に用意を

SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。

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