Kedanto

親やパートナーの韓国eSIMを代わりに買って本人のスマホに入れる方法

2026-10-05
上の階から見下ろした仁川国際空港の出発ロビー。チェックインカウンターに並ぶ旅行者と、荷物カートの横のベンチに座る人たち
写真: Kanchi1979, CC BY 2.5 / Wikimedia Commons

親や夫・妻、友人が韓国で使うeSIMを、代わりに買うことはできます。ただし買った人は「届ける係」で、使う人ではありません。QRとインストール用リンクは決済時に入力したメールアドレスに届き、ケダント(케단토)のQRは1回しかインストールできないので、eSIMは韓国に持っていく本人のスマホに入れる必要があります。買う前に本人の端末を確かめ、出発前にWi-Fiのある場所で入れておき、自分のスマホのカメラはQRに向けない、の3つが要点です。

以下は2026年9月30日に、ケダントのよくある質問・設定ガイド・サポートページ・返金ポリシー・韓国eSIMページ、アップルの「iPhoneでeSIMを設定する」、サムスン日本の「Galaxy eSIMとサポート対象の通信事業者」のページで確認した内容です。

自分が使わない韓国eSIMを、代わりに買ってもいい?

買えます。eSIMは支払った人ではなく、インストールしたスマホに付くものです。 ケダントのよくある質問には、決済すると通常は数分以内に「ご入力のメールアドレスへQRとインストール用リンクが届きます」とあります。つまりインストール情報を受け取るのは決済した人で、その人の仕事は情報を正しいスマホまで届けることです。

決済時に本人のメールアドレスを入れてよいかどうかは、ケダントのページには書かれていません。この記事では、メールは買った人に届き、それを本人に渡す、という普通の流れで説明します。両親2人分のように2人が使うなら、スマホ1台ごとにeSIMが1つ要ります。1つのQRを2台に入れることはできないからです。1人のeSIMをテザリングで分け合う選択肢は何人かで行くときのeSIMの数で計算しています。

買う前に、本人のスマホの何を確かめればいい?

正確な機種名を聞いたうえで、eSIMに対応しているかと、SIMロックがかかっていないかの2点です。 ケダントのよくある質問によると、iPhoneはXS以降、GalaxyはS20以降のSシリーズとZ Fold4・Flip4以降の折りたたみ機でおおむね使えます。S20〜S22は販売国・通信事業者によって異なります。アップルの案内が挙げる条件も「iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降」です。

「ドコモのスマホ」「Galaxyのどれか」では判断できないので、設定画面の機種名を読み上げてもらうか、スクリーンショットを送ってもらうのが確実です。そのうえでケダントの端末の確認ページに入れてみてください。機種がeSIM対応でも、通信事業者のロックがかかったままだと旅行用eSIMは使えません。ロックの見方は買う前にスマホで確かめる2つのことにまとめています。

確かめ損ねた場合のために、返金ポリシーには「端末が非対応・インストールに失敗した場合」という項目があり、eSIMがインストールされなかった場合は全額返金が可能です。ただしインストール後は返金されないので、決済前に確かめておくのが先です。

QRとインストール情報はどこに届く?

メールが1通届き、そのボタンから開く注文ページに、インストールの手段がそろっています。 ケダントの設定ガイドによると、注文ページには「iPhone ワンタップインストール」ボタン(iOS 17.4以降)があり、Galaxy用には手で貼り付けるための「SM-DP+アドレスと有効化コード」が表示されます。QRコードの画像も同じページにあります。

このメールは家の合鍵のように扱ってください。ボタンを開いた人は誰でもインストール用のコードを見られるので、転送するのは旅行する本人だけにします。メールをなくしても注文ページにはたどり着けます。方法は韓国eSIMのQRをなくしたときに書きました。

買った人のスマホでQRを読み取ってはいけないのはなぜ?

読み取った側のスマホにインストールされ、QRがそこで使い切られてしまうからです。 ケダントのサポートページには「QRは一度しかインストールできません。すでにインストールを試したことがある場合は再利用できない」とあります。この書き方だと、途中で失敗した試みも1回に数えられます。

うっかり起こりやすいのが、届いたか確認するつもりでメールを開いたときです。アップルの案内では、iPhoneのカメラアプリでeSIMのQRを読むと「モバイル通信プランが検出されました」という通知が出て、それをタップすると設定が始まります。注文ページの「iPhone ワンタップインストール」ボタンも、アップルが説明しているeSIM用のリンクと同じく、タップしたiPhoneにeSIMを設定する仕組みです。自分のiPhoneで開いたときは、見るだけにしてタップしないでください。

もう自分のスマホに入れてしまった場合は、返金ポリシーの「インストール後(未開通の場合を含む)」が当てはまり、まだ開通していなくても返金されません。本人の分は新しく買い直してください。自分のスマホのカメラをQRに向けないことが大事なのは、このためです。

一緒にいるときは、どうやって入れる?

自分の画面にQRを表示し、本人のスマホで読み取ってもらいます。Wi-Fiにつないだ状態で行ってください。 買った人のパソコンやスマホで注文ページを開き、本人が自分のスマホを持って操作します。

  • iPhone:ケダントの設定ガイドのとおり、設定 → モバイル通信 → 「eSIMを追加」 → 「QRコードを使用」。カメラアプリでQRを写して通知をタップする方法もあります。
  • Galaxy:サムスン日本の案内のとおり、設定 → 接続 → 「SIM マネージャー」 → 「eSIM を追加」 → 「QR コードをスキャン」。

ケダントの設定ガイドは、インストールできないときに最初に見る点としてWi-Fi接続を挙げており、アップルの案内もiPhoneをWi-Fiネットワークかインターネット共有につなぐよう求めています。出発前の夜、家のWi-Fiで一緒にやるのがいちばん落ち着いてできます。スマホを返す前に、新しい回線に「韓国」などの名前を付けておくと、着いてから本人が見つけやすくなります。機種ごとのメニュー名の違いはiPhoneとGalaxyの設定画面の違いで比べています。

離れて暮らしているときは、どうやって入れる?

メールを転送し、韓国に持っていくスマホで注文ページを開いてもらいます。 そこから先は機種によって変わります。

本人のスマホ注文ページを開いてからの操作根拠
iPhone(iOS 17.4以降)「iPhone ワンタップインストール」をタップケダント設定ガイド
iPhone(iOS 17.4以降)またはQRコードを長押しして「eSIMを追加」をタップアップル「iPhoneでeSIMを設定する」
どのiPhoneでも設定 → 「モバイル通信」 → 「モバイル通信プランを追加」 → 「詳細情報を手動で入力」でコードを入力アップル「iPhoneでeSIMを設定する」
Galaxy設定 → 接続 → 「SIM マネージャー」 → 「eSIM を追加」 → 「QR コードをスキャン」 → 「有効化コードを入力」でコードを貼り付けサムスン日本、ケダント設定ガイド

アップルは長押しの方法を、QRを「デフォルトのメールアプリまたはブラウザ経由で」受け取った場合に限っています。LINEのトーク画面の中でリンクを開くのではなく、ブラウザで注文ページを開いてもらうほうが確実です。

作業中はビデオ通話でつないでおくと、同じボタンを2回押すような事故を防げます。失敗した試みでもQRは使い切られるので、始める前にWi-Fiにつながっていることを確かめてもらいましょう。

同じスマホの画面に出したQRを、スクリーンショットで読み取れる?

自分のカメラで自分の画面は写せず、アップルもサムスンもスクリーンショットの読み取りは案内していません。代わりに、2台目の画面がなくても入れられる方法を案内しています。 iOS 17.4以降のiPhoneなら、アップルの案内どおりメールアプリやブラウザ上のQRを長押しして「eSIMを追加」を選ぶか、「詳細情報を手動で入力」でコードを入力します。Galaxyなら、サムスンの案内にある「有効化コードを入力」です。注文ページにSM-DP+アドレスと有効化コードが並んでいるのは、まさにこのためです。

ケダントの設定ガイドには、iPhone向けにQRを写真に保存して「写真から開く」を使う方法も書かれています。ただしアップルの設定ページにはこの項目の説明がないので、本人の画面に見当たらなければコード入力に切り替えてください。送ったスクリーンショットが役に立つのは、タブレットや別のスマホに表示して、ふつうのQRとして読み取る場合です。

韓国にいる間、本人の普段の番号はどうなる?

普段のSIMはスマホに入ったままで、韓国eSIMはデータ回線を足すだけです。 ケダントの韓国eSIMページには、すべてのプランがデータ専用で韓国の電話番号とSMSは付かず、普段の番号にかかる電話やSMSは今お使いのSIMでそのまま受け取れる、と書かれています。ただ、そのSMSが海外で実際に届くか、料金がかかるかは、本人が契約している通信事業者のローミング次第です。家族との連絡には、よくある質問にあるとおりLINEやWhatsAppなどのデータ通話が使えます。

ケダントの設定ガイドは、旅行用回線のデータローミングをオンにし、今までの回線のローミングはオフにするよう案内しています。旅行中に設定を見直すことのない親には、この1点を伝えておくだけで、日本の通信事業者のローミングにデータが流れる心配をかなり減らせます。

韓国に着いてから、本人がやることは?

スイッチは2つで、これは日本から代わりに操作できません。 ケダントの設定ガイドにある手順です。

  1. データ通信の回線を旅行用に切り替える。iPhoneは設定 → モバイル通信 → 「モバイルデータ通信」、Galaxyは「SIMマネージャー」 → 「モバイルデータ」。
  2. 旅行用回線のデータローミングをオンにする。iPhoneは旅行用回線の設定の中、Galaxyは設定 → 接続 → 「モバイルネットワーク」。

それでもつながらなければ、ガイドの次の手順は端末の再起動です。出発前に入れておいてもプランが始まらない理由は韓国eSIMを到着前に入れる理由に書きました。

旅行が中止になったら、返金は誰が頼む?

注文番号を持っている人、ふつうは買った本人です。 ケダントの返金ポリシーは段階をこう分けています。

段階返金
QRコード発行前全額返金。注文確認ページの[注文をキャンセルして全額返金を受ける]ボタンで直ちに処理
QRコード発行後、未インストール・未使用供給事業者のシステムで確認できれば全額返金
インストール済み・未開通返金なし(まだ開通していなくても)
開通後返金なし

2つ目は、注文番号を添えてサポートのメールアドレスに請求する形で、QRコードの読み取りやインストール用コードの入力をまだしていないことが条件です。本人のスマホに入れたあとで旅行が取りやめになった場合は、まだ開通していなくても返金されません。ですからインストールは、旅行の日程が確定してから、出発前にWi-Fi環境で行ってください。日程が揺れているうちに中止になったら、インストールする前に注文番号を添えてsupport@kedanto.comに連絡します。インストールと開通の違いは韓国eSIMはいつ開通するかにまとめています。15種類のプランは韓国eSIMのページで見られます。

転送するとき、どんな一言を添えればいい?

届くメールは買った人向けに書かれているので、転送するときに数行足しておくと親切です。たとえばこんな内容です。

下のボタンから韓国用のeSIMが開けます。出発前に家のWi-Fiにつないで、韓国に持っていくスマホで開いてインストールしてね(手順は kedanto.com/ja/guide)。やり直しはできないので1回だけ。増えた回線は消さないで。韓国に着いたら、その回線をデータ用にして、データローミングをオンにする。やることはそれだけ。わからなければLINEで電話して。

転送したあとも、元のメールは自分の受信箱に残しておきます。仁川空港の到着ロビーから「ネットにつながらない」と電話が来ても、注文番号と設定ガイドをすぐ手元に出せます。

データは出発前に用意を

SIMはそのままで、データ回線を1つ足すだけです。普段の番号は今のSIMに残ります(海外で電話やSMSを受け取れるかは、ご契約の通信会社のローミングによります)。

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